車載動画の危ない運転や事故現場を見て、何が危険なのかを考えよう (4/4ページ)

イキなクルマで

この場合「道路交通法第40条」で定められているように停車して救急車を先に通行させる必要があります。

ここは動画内でも書かれているように警察署の前の交差点です。本来であれば一番ルールがしっかり守られるべき場所において、守られていないです。救急車は急病人や怪我人等早く運ばなければ命に危険がある場合もあります。この動画のように走行を妨害するのではなく、必ず停まるようにしましょう。

ちなみに守らなかった場合は、「緊急車妨害等」という違反行為となり普通自動車の場合違反点数1点と6,000円の反則金となります。人命が関わっていますし、緊急車両とぶつかるとなお危険ですので絶対にやめましょう。

■車間距離をしっかりとりましょう 

【2016年1月3日山陽自動車道下り線の高山トンネル玉突き事故その3 】

2016年1月3日の事故です。報道もされていたので覚えている方も多いのではないでしょうか?28台が絡む玉突き事故になってしまいました。この事故の原因は高速走行中の車間距離の詰めすぎにあります。

適正な車間距離とはどの程度のものなのでしょうか?時速60キロで走行している場合安全に停車するには44メートル必要とされています。高速道路の場合80キロから100キロ出ているはずです。その場合は安全に停車する為には80~100メートルの車間距離が必要になります。

高速道路の場合定期的に、車間距離の確認の案内板がありますので、車間距離が詰まりすぎていないか確認しながら安全に走行しましょう。体感では十分に距離が保てているつもりでも以外に距離は詰まっています。

■注意して安全運転を心がけましょう

いかがだったでしょうか?絶対にやらないというものから、実はやってしまっていると言うものまで様々なものが合ったと思います。これを機会に、もう一度自分の自動車の運転について見直して、事故を起こさないように気を付けましょう。

事故は被害者だけでなく、加害者やその家族も不幸にしてしまいます。事故の加害者にも被害者にもならないように安全運転を心がけましょう。

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