天才テリー伊藤対談「熊江琉唯」(2)日本で1番好きな食べ物って給食!? (2/2ページ)
熊江 いえいえ、中国は数学の勉強だけがすごく進んでいるんですよ。その代わり、理科、社会、体育、図工、音楽とかの授業がまったくなかったんです。
テリー へえー、そうなんだ。
熊江 だから、そういった授業がすごく楽しくて。絵を描くのが好きになったのも、小学校の図工の授業がきっかけなんです。
テリー じゃあ、向こうの学校に、給食はあった?
熊江 私の通っていた小学校には、なかったです。お昼はいつも、家に戻って食べていました。向こうでは、会社に行っている人も、お昼は1回家に戻って御飯を食べていました。
テリー ああ、そういう習慣なのか。じゃあ、給食も日本に来て初体験だったわけだ。
熊江 本当においしかったです! 今でも「日本に来て、いちばんおいしかったものは?」と聞かれたら、迷わず「給食」って答えるぐらいです(笑)。
テリー いや、そこは日本のためにも、もう少し迷ってほしいな(笑)。ちなみに、来る前の日本の印象はどうだったの? 「反日教育」なんかもあると思うから、「あんな国に行っちゃうんだ?」みたいな意地悪な子もいたんじゃないかと思うんだけど。
熊江 そういうことを言ってくる子もいましたけど、向こうでは日本のアニメや漫画が人気だったので、ほとんどの友達からは、うらやましがられましたね。