【世界の図書館】「007」のロケ地!プラハ・ストラホフ修道院の「世界一美しい図書館」で中世にトリップ (2/3ページ)
「哲学の間」は、クルミ材で作られた書棚が並ぶ重厚な図書室。床から通常の建物の2階分の高さがある天井まで、びっしりと蔵書が納められた光景は圧巻です。

棚の一番高いところへは、部屋の隅にある階段をのぼって、バルコニーから本を出し入れしなければならないのだとか。

西洋の科学とキリスト教の歴史をテーマにした優美な天井画「人類の精神史」は、ウィーンの画家、フランツ・アントン・マウルベルチによって描かれたもの。スポットライトのように空間全体をドラマティックに演出しています。

図書室でありながら、教会のように神秘的な雰囲気が漂う空間は、どこか現実離れした魔法の世界を思わせるほど。時間を忘れて、いつまでも眺めていたくなってしまいます。
もう一つの「神学の間」は、典型的な前期バロック様式の華麗な図書室。豪華なスタッコ細工が施された半円天井に目を奪われます。

天井のフレスコ画は、画家で修道士でもあったシアルド・ノセツキーが描いたもの。部屋の中央には、17~18世紀に造られた地球儀や天球技が並んでいます。