マレーシアで異文化体験、クアラルンプールの「国立モスク」でイスラム文化に触れる (2/3ページ)
常夏のマレーシアで「涼」を感じさせる工夫であるだけでなく、「清浄」を重んじるイスラム教の教えが体現されているように感じられます。
ターコイズブルーが美しい屋根は、マレーシアの13の州とクアラルンプールを表した14角形の星形。
建物には、随所にイスラム美術特有の幾何学模様があしらわれています。これらの模様は、イスラム教における「無限のありかた」を象徴しているのだとか。
8000人の信者が収容できる主礼拝堂は、自然光が降り注ぐように工夫され、明るく開放的な空間。色鮮やかなステンドグラスや、壁面の幾何学模様の装飾が美しく、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
非イスラム教徒は礼拝堂内には入れませんが、部屋の前から見学と写真撮影が可能です。