「兄殺し」の正当化を始めた金正恩氏の言い分 (2/2ページ)
韓国の朝鮮日報系のTV朝鮮は、脱北者団体の北韓人民解放戦線のチェ・ジョンフン代表の話を引用し、北朝鮮当局が、新義州(シニジュ)や会寧(フェリョン)など、中朝国境地帯の都市に国家保衛省(秘密警察)の要員を派遣し、金正恩氏の権威を傷つけるデマが中国から入ってきた、警戒せよという内容の政治講演会を行っていると伝えた。
しかし、当局は金正男氏の存在を公式に認めていないので、「デマ」の具体的な内容に触れられずにいるとのことだ。このような中途半端な「警告」が、逆に国民の好奇心を煽ってしまう珍現象は、北朝鮮ではよく見られるものだ。
朝日新聞も先月19日、北朝鮮情報筋を引用し、金正男氏殺害事件を伝える携帯メールが拡散していると伝えている。金正男氏殺害事件のニュースが北朝鮮全土に知れ渡るのも時間の問題だろう。