生放送でサプライズも?小沢健二の”電撃復帰”に奇妙なウワサ

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 シンガーソングライターの小沢健二(48)が、約20年ぶりに『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。今夏「フジロックフェスティバル」への参加をサプライズ発表するなど、アラフォー世代を沸かせている。

 司会のタモリ(71)とのトークでは、「この辺がすっかり変わっちゃって……昔はボロボロだったのに」と、テレビ朝日周りの建物の変化について語った小沢だが、自身もカーディガンにメガネ姿で、20年の時を経て確実に“中年男性”へと変化していた。しかし“オザケンワールド”は健在で、トークの最後には「今年フジロックフェスティバルに出ます」と突然の発表。弘中綾香アナウンサー(26)も「今言っていいことなのですか?」と驚きの声をあげる中、「わかりません。まだ発表されていませんが」と、変わらず飄々とした表情を見せた。当時“渋谷系ポップス”として一世を風靡した楽曲「僕らが旅に出る理由」も披露し、当時を知るアラフォー世代は熱狂の渦に巻き込まれたようだ。

「リリース自体も新聞紙面上でのサプライズ発表をしたくらいでしたし、フジロックの件も公式の発表はまだありませんが、出演は確実。これから本格的に活動再開するとみられます。小沢の元々のファンは、現在30代後半の世代がほとんどということもあって、生活も収入も安定している層ですし、今後発売されるであろうCDなどの関連グッズの売り上げは、ある程度見込めるでしょうね」(音楽関係者)

■ミュージシャン”10年復活説”の奇異

 気になるのは、このタイミングでの電撃復帰となった理由だ。ネット上では、YMOやX JAPAN、LUNA SEAなど、解散後10年で再結成するバンドが多いことから、「バンドは解散後10年で印税がもらえなくなる」という、“印税権利10年説”なる都市伝説までが沸き起こっている。小沢もそれを理由に復活を遂げたのではとの声もあがっているが、果たして本当なのだろうか。

「そもそも著作権は発表後50年まで認められており、”10年説”そのものが都市伝説です。確かに所属事務所との契約などで、10年で区切られるケースもあるでしょうが、小沢の場合は現在も個人事務所がマネジメントしており、原盤権も同事務所が管理していますから、それまで切れることはありません。もし金銭的な部分に復帰の理由があるのであればですが、単純に、自分のCDを買う世代が経済的にも潤っている今なら、出せばある程度は売り上げられるだろうという目算があったのかもしれませんね」(音楽関係者)

 復活の理由は定かではないが、いずれにせよ、オザケンワールドに心躍らせているファンは多い。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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