奥菜恵「恥ずかしいんで、娘に出演したドラマは見せません(笑)」 (4/5ページ)

日刊大衆



奥菜 ずっと仕事に入っちゃうと、その期間は家事とかに手が回らないことは正直ありますけど、なるべく他人任せにしない、というのが私の中のポリシーにあるので、自分でやるようにはしていますね。

――素晴らしい! でも、妻、母親、女優の三足の草鞋は、やはり大変でしょ?

奥菜 今は公私のバランスが、ちょうどいいのかなって感じますね。

――バランスですか。

奥菜 たとえば仕事では、ちゃんと積み上げていく感覚が日々手応えとしてありますし、一つの作品のために皆が力を合わせていく楽しさがありますよね。それで自宅に帰ると、ホッとする温かい気持ちになれる。そういう場所があることも充実感を得られるものです。たぶん、これが仕事ばかりになってしまうと崩れてしまうんじゃないかなって。そうできる状況に導いてくれる周りのフォローには、いつも感謝しています。

――公私ともにとても充実した日々を送っていらっしゃる奥菜さんですが、デビューして今年で25年経つんですね。

奥菜 ね、もうビックリです。そういう感覚は全然ないんですけど(笑)。

――この25年間で、何か仕事に対して、考えが変わったことはありますか?

奥菜 出産とかあって、お仕事を休む時期があったんですけど、そのときに自分を一歩引いて見ることができたんです。それによって、今まで見えていなかった自分のしたいことを、より明確に見ることができるようになった気がします。

――お子さんが生まれたことが大きかったんですね。

奥菜 そうですね。時間が限られたことで、その限られた時間の中で、いかに自分の考えてきたものを演技で出し切るかを考えるようになりました。仕事って、その積み重ねじゃないですか。惰性でやろうと思えばいくらでもできますが、それでは何も残らないし、成長できないと思うんです。そう感じるようになった今、向き合える仕事があることが、とてもありがたいです。

――最後に、今後について聞かせてください。

奥菜 今は目の前にあることを精いっぱいやって、その積み重ねを形に残すことで女優の道がもっと切り開ければいいなって思っています。
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