野村克也が“堕ちた巨人はこうして再生する”大咆哮!「松井監督にして有能なヘッドを付けるなら私」 (2/2ページ)
あんなのはマスコミが作り上げた虚像だよ」
ノムさんはミスターに対して、強烈なコンプレックスを持っていたという。
一方で、巨人球団関係者は、監督時代にミスターがこんなことを口にするのを耳にしたというのだ。
「野村は球界のガンだ」
去る2月11日にミスターは宮崎キャンプを視察し、精力的に動き回った。その様子はテレビやスポーツ紙の1面で大々的に報じられた。テレビ関係者によると、スポーツ番組「S☆1」(TBS系)の収録に参加したノムさんは、ミスターの姿をVTRで目にして、こうつぶやいたという。
「俺もまだくたばるわけにはいかないな」
ミスターに強い対抗心を燃やすノムさんだが、同書の後半では、なんと宿敵巨人の再建に意欲を見せるプランを披露している。次期監督の適任者として松井秀喜氏(42)の名前をあげて、こう語っているのだ。
〈「外野手出身に名監督なし」これが私の持論であることはすでに述べた。だからこそ、有能なヘッドコーチをつける必要がある。望まれれば、私がやってもいい。松井はやりにくいかもしれないが、負ければ私のせいにすればいい。責任は全部とってやる。三年、いや二年で優勝してみせる自信はある〉
前出・吉見氏が続ける。
「野村さんは昨年のクリスマスにホテルオークラで食事会を開いた。その際も、サッチーの肩を借りて歩行するなど、おぼつかない足取りだったよ。年明けにも自宅の勝手口から出てくる姿を目撃したが、腰の状態が思わしくないようで、おそるおそる段差を下っていた。見るからにつらそうだったね。ボヤキは健在みたいだけど、週6ペースでリハビリを続けている長嶋さんのほうが動きは軽やかだよ」
南海に在籍していた現役時代に、ノムさんはこんな言葉を残している。
「長嶋がひまわりの花なら俺はひっそり咲く月見草」
今もなお「打倒長嶋」に燃えるノムさんの執念は、はたしてヘッドコーチ就任という形で結実するのだろうか。