ミヤネ屋さえもスルー?嵐・櫻井翔の熱愛報道にテレビ業界が沈黙の怪

デイリーニュースオンライン

Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)
Photo by Kim Seonhong(写真はイメージです)

 芸能人のスキャンダルには、「発覚と同時にこぞって報じられるもの」と「不自然なほど取り上げられないもの」の2種類がある。2月27日発売の『週刊ポスト』(小学館)がスクープした、嵐・櫻井翔(35)とテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(32)の交際報道は後者の典型的な事例だ。関係者の間では「相変わらずジャニーズ事務所の影響力は強い」と、ため息が絶えない。

 同誌によると、櫻井と小川アナは11日間にわたる“密会”を重ねていたとのこと。その期間中には、バレンタインデーや小川アナの誕生日など、恋人同士にとって特別なイベントも含まれていたという。

「ジャニーズは『親しい友人の一人』といったコメントを出していて、基本的に所属タレントの熱愛報道を黙殺するジャニーズにしては、珍しい対応でした。通常ならマスコミの後追い報道も禁じるところを、今回はスポーツ各紙が記事にすることもできていましたから。しかし、結局はスポーツ紙のやんわりした報道が許されただけで、やはりテレビでは取り上げられなかった。大阪が拠点の読売テレビが制作する『情報ライブ ミヤネ屋』は、東京のキー局と比べて“圧力”が影響しにくいと言われ、普段は強気な報道を行っているのですが、そんな『ミヤネ屋』ですら櫻井と小川の熱愛をスルーしている状況です」(テレビ局プロデューサー)

■二宮、松本潤の熱愛スキャンダルでも……

 やはり、ジャニーズはマスコミに対して強力な影響を依然持っている。中でも、特に嵐関係の報道には目を光らせているようだ。昨年7月に二宮和也(33)が伊藤綾子アナ(36)との交際を報じられた時や、12月に松本潤(33)とセクシー女優・葵つかさ(26)の親密関係が浮上した時も、いずれも大スクープだったにも関わらず、テレビでは一切取り上げられなかった。

「その一方で、2月28日付で女優・堀北真希(28)が芸能界を引退したことについては、連日のように伝えられています。堀北は過去に櫻井との交際報道がありましたが、今はもう櫻井やジャニーズとは関係ないので、ワイドショーも堂々とネタにできるのでしょう。元交際相手同士の、対照的な報道のされ方と言えます」(前出・テレビ局プロデューサー)

 事務所の力によって、報道の在り方が変わってしまうのもまた“芸能界の掟”だが、当事者たちの心境はさぞ複雑なことだろう。今回も繰り返されたテレビ局の”報道しない自由”には呆れるばかりである。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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