ブルゾンちえみ効果?米国歌手動画に日本人が大挙して押し寄せ…
昨今テレビへの出演が相次ぎ、『R-1ぐらんぷり』(吉本興業主催)にも出場したことで話題となっているブルゾンちえみだが、彼女の影響を受けて、アメリカのある歌手が注目を浴びている。ブルゾンちえみがキャリアウーマンに扮するネタを演じる際、BGM使用された楽曲を歌うオースティン・マホーンだ。
そして、その彼の楽曲『Dirty Work』のミュージック・ビデオを多くの日本人が動画サイト等で閲覧し、コメントをしているが、それを見た海外のユーザーのあいだでは、「こんなにも日本人のコメントが多いのはなぜ?」と驚きが広がっているようだ。
事の発端は、Apple社の音楽配信サービス『iTunes Japan』で当楽曲が突如売上ランキングの順位を上げ、ピーク時にはJapan Hot 100チャート8位にランクインしたことに始まる。
それをオースティンは黙ってみているわけにはいかない。それもそのはずである。この楽曲は2015年7月にリリースされたもので、それが今さら日本のiTunesでチャートに入っていれば、不思議に思うのも無理はないからだ。
そこで嬉しさのあまり、オースティンはブルゾンに感謝のツイートを送ったことは最近話題になったばかりだ。
彼女のブログによると、オースティンは、「ヘイ、ワッツアップ! ブルゾン! 俺のDirty WorkがiTunes Japanのチャートに入ったんだって?!! マジかよ! 君のサポートに感謝するよ、ありがとう!!!」とツイートを送り、それに対し彼女は「ヘイ、オースティン! ありがとう! Dirty Workに感謝だわ。このおかげで私のネタがポピュラーになったの! あなたの曲が大好き!」と即座にリプライ。オースティンからのツイートを興奮気味にブログで紹介していた。
しかし、”ブルゾンちえみ効果”はこれだけにはとどまらず、動画サイト『Youtube』に掲載された当楽曲のミュージック・ビデオには日本人のコメントが殺到した。ただならぬ光景に海外の反応は、「なぜこんなに日本人のコメントが多いの?」と案の定のコメント。日本人さえも驚くほどの日本語コメントの多さである。
英語版『ウィキペディア』では、当楽曲の項目で「ブルゾンちえみがパフォーマンスでこの曲を使用したことでさらに注目度が上がった」と記載されるまでに至った。
日本の熱狂が国境を越えて伝わったようだ。
【画像】
(C)JuliusKielaitis / Shutterstock
【参考】
※ Austin Mahone – Dirty Work (Official) – YouTube
※ Dirty Work (Austin Mahone song) – Wikipedia英語版
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