同性からすると性格が悪いのが目に見えてわかるぐらいなのに、それでも異性にはモテる。異性の前で態度が変わっているのかというと、そうでもない。じゃあ、なんで、そんな奴がモテるのでしょうか？ すべてのケースで悪女、悪男がモテるわけではありませんが、優しい・いい人な非モテよりも悪い女・男がモテるケースはたくさんあります。そこで、今回は悪女、悪男が異性を惹きつける理由について掘り下げていきたいと思います。

■1、性格の悪さがギャップを引き立てるから

毎秒毎秒100%性格の悪い人間なんてそうはいません。性格の悪い人にも、よい部分は何かしらあります。そして、性格が悪くてもモテる女と男は、いいタイミングで自分のよい部分を相手に見せ、普段の性格の悪さとのギャップで、よい部分をより強く印象付けることができるのです。

■2、性格の悪さがインパクトを与えるから

「悪い」という感情に対しては、心が大きく揺れ動きます。心にインパクトを与えられると、その人の印象がはっきりと心に刻まれます。心に印象が刻まれるとその相手に対して興味が湧いてきます。嫌いだと思っていてもついテレビに出ていると見てしまう芸能人と同じです。性格の悪さは相手に興味を持たせることに繋がるので、性格が悪いのにモテるという現象が起きるのです。

■3、性格の悪さが承認欲を掻き立てるから

人から悪態をつかれると、それを否定したくなりますよね。自分がもともと相手になにかしらの魅力を感じていれば、悪態をつかれたことが気になってしまい、もっと相手にちゃんと認めてほしいと思って動くようになってしまいます。そして悪態をつかれた相手から認めてもらえると、認められたことに心が高揚してしまい、恋へと発展するのです。

■4、性格の悪さが異性としての格を作るから

性格が悪い状態でも堂々としていると、自信のあるオーラが出ます。それが、異性としての格があるように映ってしまい、つい惹かれてしまうのです。性格が悪いということは、相手に媚びないコミュニケーションを貫いていることでもあり、そうした自信がモテオーラを放つのです。

■5、性格の悪さが自己開示を促すから

自ら悪い部分を見せたり、本音をぶつけるということは、自分の本質をさらけ出しているということでもあります。先に本音を開示することは、相手の心を開示するテクニックとしてはかなり有効です。性格の悪さは、相手の本音をより引き出し、相手も性格の悪い異性といることでより自分らしくいられると感じ、恋愛へ発展しやすくなるのです。

■最後に

以上、性格が悪いのにモテる理由についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか？ 人は誰しも他人と合わない点を持っているはずです。なので、性格が合わない、性格が悪いと思われることは、あります。でも、それは考えようによってはチャンスなんです。モテる悪女や悪男は、性格の出し引きがナチュラルにモテの構造に沿っているということです。ぜひ、今回の記事も参考にしてみて下さい。

文・谷恋二郎
多くの専門家との取材を通し、自己啓発、心理学、恋愛術などの幅広い分野に精通している。男性向け恋愛サイト『「超モテ男術 」［超美人・好きな女を絶対虜にするマガジン］』を運営。