【一言でわかる恋愛心理学】「言い訳」に隠された男の本音
忙しい、疲れてる、時間がない、今は仕事以外のことは考えられない……あなたはこれらの言い訳に隠された男性の本音に気付いていますか?彼の本意を知り男心を理解することは、恋愛上手な女性になるための一番の近道です。
そこで今回は、藤田徳人・上原英範著『“ちょっとした一言”でわかる恋愛心理』を参考に、男性が使う「お決まり言い訳フレーズ」から男の本音を暴いていきましょう。
◆「今忙しい」=「俺たちそろそろ潮時……」「忙しい」は自己防衛の言い訳。相手にこれ以上詮索するのはナンセンスだと暗に伝え、自分の身を守ることができる非常に便利な言葉です。そのため、自分に都合が悪い事態が発生したとき男性はこの言葉を多用します。
ですが、よく考えてみて下さい。人間はどんなに忙しくても、自分の興味関心があることや好きなもののためには、寝る間も惜しんでなんとか時間を割こうとするもの。気になる女性からの誘いには無理にでも時間をつくって応えようとするのが男性の性です。
もっと核心をついた言い方をすれば、これは「仕事や他のことが忙しくて、君のために割く時間がもったいない」と言われているのと同じことです。このセリフを言われた時点で、彼にとってのあなたの優先順位はかなり下がっているということ。別れも視野に入れなければいけないかもしれません。
◆「俺のことが信じられないのか」=「この辺で勘弁して」ケンカの最中、彼の口から「俺のことが信じられないのか……」というセリフが飛び出したことはありませんか?こんな風に言われると彼が途端に気の毒に思えて、「信じてないわけじゃないけど……」とつい弱腰になってしまうのが女心ですよね。
ですが、よく考えてみて下さい。相手の同情を誘うこのセリフの裏には「無実の俺を信じられないお前はヒドイ女だ」という脅迫が隠れているように思えませんか?やましいことがあるから優位に立ちたいという心理が働くわけです。
この言葉の裏には「もう逃げたい」「さっさと会話を終わらせたい」「これ以上追求されるとボロがでるからこの辺で勘弁してくれ」という男の身勝手な本音が隠されています。こんなルーズな男性は結婚相手には向きません。くれぐれも騙されないように!
◆「予定がハッキリしない」=「君は一番じゃない」この言葉は「追いかける恋愛」をしている女性が言われるセリフ。もし力関係が反対で、彼が彼女にゾッコンの場合は他の女性に興味を示している余裕などないので、このセリフが口からでることはまずありません。要は、このセリフを頻繁に口にする男性は複数交際している可能性が極めて高いということです。
自分に置き換えて、よくよく考えてみて下さい。大好きな彼からの「明後日会えない?」とお誘いを、「予定がハッキリしない」の一言で突き返したりするでしょうか?あなたは瞬時にスケジュールを調整し、なんとか時間を確保できるよう試みるはず。どうしても難しい場合でもそのまま引き下がることはせず、「代わりに来週はどう?」と次回の提案を欠かさないはずです。
信じたくない事実ではありますが、彼に予定を尋ねた際「その日はまだちょっと予定が……」と濁されてばかりの女性は要注意。セカンド以下に認定されている可能性があります。そしてそこには、「これで納得してくれないなら一人くらい離れてもいいや」という恐ろしい男の本音が潜んでいるかもしれません。
さらにこのセリフの厄介なところは、一見誠意のある言葉に聞こえてしまうという点。「忙しいから」とあっさり断られるより、「君と会いたい気持ちはあるんだけど予定が……」と言われたほうが女性のプライドは傷付かずに済みます。最初からそれを知っていて、あえて期待感を残した断り方をするような男性はなかなかのやり手。深みにはまる前にこちらから手を引くことをオススメします。
◆彼からのサインをいち早く察して!彼の発する言葉一つ一つを深読みしていてはキリがありませんが、男性の本音をきちんと理解することはとても大切。彼からのサインをいち早く察知し、実りあるお付き合いをしてきましょう!
(ライター/七星らむ)