和田アキ子に利用された?ノンスタ井上が会見で”アッコ礼賛”のウラ事情

デイリーニュースオンライン

『マイナスからの恋愛革命』より
『マイナスからの恋愛革命』より

 褒めるのもタイミングと場所を選ぶべきなのか。自動車接触事故を起こして謹慎中だったNON STYLEの井上裕介(37)が3月7日、謝罪会見を行った。一部メディアでは、その会見上で井上裕介がタレント・和田アキ子(66)を礼賛したことが報じられている。その背景には、ちょっとしたカラクリがあったようだ。

■特定の芸能人の名前を挙げなかった井上

 自動車運転処罰法違反(過失致傷)などの疑いで書類送検されるも、3月6日に不起訴処分が決定し、緊急で開かれた井上の謝罪会見。メディアが多数押し寄せたこともあってか、吉本東京本部の中庭、寒空の下で会見が実施された。

 井上は涙を流しながら謝罪の言葉を繰り返し、事故の経緯をあらためて説明。そして被害者とのやり取りを報道陣に伝えながら号泣、さらに相方・石田明(37)に話が及ぶと「石田くん」と連呼しながらコンビ愛を語った。

「以前の井上さんの自信タップリの態度からは考えられないくらい憔悴していた。井上さんは謹慎中に世話になった芸能人を質問されると、『全ての方々の言葉が全て強く胸に刺さっている』とボカシて、特定の人の名前をあえて挙げなかった。それはこの会見の場で名前を出すことで迷惑をかけたらいけない、という井上さんなりの気遣いだった。また会見が終了した時には『寒い中、申し訳ございませんでした……!』と報道陣にまで平謝り。最後まで低姿勢を崩さなかった」(報道関係者)

 しかし一部では、井上が和田に関して言及したという報道が出ている。

 主な話は和田の行動について。会見の場で井上は、謹慎中に和田から毎日電話があったことを告白。そして不起訴が決定して電話すると、和田が涙してくれたと語り、井上はその好意を「裏切ってはいけない」と強い思いをにじませた。何とも美談だ。

「そう発言したのは事実。ただあれは、某所から『共演しているアッコさんとかからお声掛けありましたか?』と“人物ご指名”で質問されたから素直に答えただけ。井上さんが自ら名前を挙げたわけではない。吉本の先輩芸人を差し置いて、準レギュラー番組の共演者の名前が会見にブッ込まれたのはちょっと違和感もあった」(前出・報道関係者)

 和田といえば、近年イメージが悪化する一方。昨年の『NHK紅白歌合戦』では落選し、ヤケになってNHKと所属事務所の“密な事情”に言及して物議を醸した。

「井上さんの会見には報道陣が総勢100人以上集まった。そこで当事者の井上さんの口から美談が語られる。結果的に、アッコさんの良いイメージをアピールする場になってしまった分、いやらしさを感じなくはない。井上さんが復帰して共演した際、その番組内で明かせば良かった気もする」(前同)

 和田の行動自体は好意によるものかもしれないが、どうも腑に落ちない礼賛事情。もしかして、井上の涙は利用された?

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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