4年連続ベストホイッスル賞受賞 麻生彰久レフェリー インタビュー (2/3ページ)

ラグビーリパブリック


―最近のレフェリングで変わったところはありますか?
 最近はTMO(テレビジョン・マッチ・オフィシャル)の使い方もよくなってきていると思います。僕らはフルバージョンと言って、トライシーンだけでなく反則などもレフェリーだけでなくTMOの方から情報をもらうようにしています。なかなか使い方の統一感がなかったりしたので、そこをもっと良くしていかないといけません。
―九州電力と近鉄の入替戦、序盤に2回のTMOを使いました。2回目はモニターを見るために一度グラウンドから出ていかれましたね?
 僕たちの中のプロトコルがあって、花園のようなビジョンがない試合会場ではシーズン序盤はTMOに判断をお任せするという流れでした。しかし、インフィールドのところはレフェリーがジャッジしないといけないと思います。ビッグビジョンがない会場でもTMOに全てを任せきるのではなく、自分自身で見て判断する必要があったんです。スタンドの下にテレビがあって、見に行ってノートライと判断したんです。シーズン後半に僕たちが話し合って決めたことなので、来シーズンからはビジョンがない会場ではそういったシーンも増えるかもしれませんね。  九州電力さんが最後の最後までタックルに行っていました。思い切ってジャッジすることも大切ですが、選手の人生に関わることなのでレフェリーの目とTMOのダブルチェックは不可欠なものですね。「昔は目で見ていたんだよ」って言う方もいますが、今のラグビーはスピーディーになって微妙なジャッジが増えてきていますしね。大学生の試合でも準決勝以上はTMOを導入するなど検討して欲しいですね(笑)。
―シンビン、イエローカードを出すのは勇気がいることですか?
 そこは危険なプレーに関しては厳しくやっていこうと思っています。あとは以前に比べて反則の繰り返しがすごく減りました。これはジャパンの影響もあると思います。各チーム規律に対して重きを置いているのを吹いていて感じます。  あと各チームのキャプテンが本当に素晴らしいです。上から目線ですみません(笑)。質問するタイミングなども勉強しているのかもと思います。昔みたいに文句を言ってくるようなキャプテンもプレーヤーもほとんどいなくなりました。あと、観客からのヤジも減りましたね(笑)。
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