中韓関係の悪化で”三流国家”呼ばわり?日本は彼らにどう対処すべきか (2/2ページ)
■ケンカに介入したくは無いが…
中国の舐めきった報復措置に、韓国が怒るのも無理はない。しかし、そもそも<北朝鮮・中国>の共産陣営と、<韓国・日本・米国>の自由主義陣営がにらみ合うのが朝鮮半島から東アジア全体の構図。中韓の接近が異常事態であって、これで以前の形に戻るのだろうか?
ところが、更なる不安定化の要素も多い。特に韓国の業病<反日>と、北朝鮮と中国の関係悪化だ。朴槿恵大統領が事実上、機能していない韓国の次期大統領候補は、揃いも揃って親北朝鮮・反日・反米。(慰安婦問題の)日韓合意撤廃、THAAD配備中止、在韓米軍撤退まで舵を切る危険性もある。
「そこで韓国の反日・反米勢力に頼られる北朝鮮にしても、金正男暗殺やミサイル発射など中国の意向とは違う暴発が目立つ。中国ですら、北朝鮮を制御できなくなっている危険な状態です」(前出・韓国通ジャーナリスト)
古代中国の春秋戦国時代。国々が結んだり、離れたりして覇を伺う様子を<合従連衡(がっしょうれんこう)>と呼んだが、いま東アジアはそんな時代に突入したといえる。日韓だけの問題なら距離を置いて放っておけばいいと思うが、状勢は複雑化の一方で日本の対応も難しい。真剣な議論と現実的な対応が急務なのだ。
私立幼稚園の教育方針だの、豊洲と築地のどっちが汚れてるだの……大メディアは、そんなことをトップニュースで取り上げている場合じゃない!
(注1) 訪韓中国人観光客… 800万人を数え、外国人旅行者の半数を占める。これが中国の禁令で半減すると見られている。
(注2) 中国の企業叩き番組… 過去には日産やニコンも餌食にされた。
著者プロフィール

コンテンツプロデューサー
田中ねぃ
東京都出身。早大卒後、新潮社入社。『週刊新潮』『FOCUS』を経て、現在『コミック&プロデュース事業部』部長。本業以外にプロレス、アニメ、アイドル、特撮、TV、映画などサブカルチャーに造詣が深い。Daily News Onlineではニュースとカルチャーを絡めたコラムを連載中。愛称は田中‟ダスティ”ねぃ