「オワコン」「草不可避」つい日常生活で口から出ていたネット用語7選
ネット上でよく使われる、いわゆるネット用語と呼ばれる言葉たち。2ちゃんねる掲示板やそのまとめサイト、SNSなどでよく見かける特有の表現は、書き言葉として浸透していても会話で口にしたときにはネットをあまりみない人から「それどういう意味?」と聞かれることもありますよね。でも、普段慣れ親しんでいる用語はつい会話でも使ってしまうものです。今回は大学生のみなさんに、そんな風につい日常生活で口から出ていたネット用語について聞いてみました。
■つい日常生活で口から出てしまったネット用語は?
●ワロタ
・よくツイッターで見かけるしまわりも使っている(男性/22歳/大学4年生)
・友達が使っていたから使うようになった(男性/22歳/大学4年生)
・友達とのLINEのやりとりなどで使っていると日常会話でも出てしまったから(女性/23歳/大学4年生)
・普段からネット用語に触れすぎていて、一般用語との区別がつかない。まわりもそんなタイプなので特に違和感もない(女性/23歳/大学4年生)
●オワコン
・ネット上とそれほど区別して使ってはいなかった(女性/23歳/大学4年生)
・普通に使っていたらあまりまわりには通じなくてびっくりした(女性/22歳/大学4年生)
・日常でも通じると思っていた(男性/24歳/大学院生)
・便利だから(男性/23歳/大学4年生)
●草不可避
・笑わずにはいられないときに、それを表す言葉が思いつかず言ってしまった(女性/22歳/大学4年生)
・ネットで使っていたため、癖になってしまって恥ずかしかった(女性/22歳/大学4年生)
・つい使ってしまう(男性/25歳/大学院生)
・友人が使っていたから(男性/24歳/その他)
●オワタ
・もはや一般的な日本語の語彙と化している(男性/25歳/大学院生)
・いろいろな意味で終わったときについ出た(女性/22歳/大学4年生)
・いつも打っていたせいか、つい言葉として出ていた(女性/22歳/大学4年生)
・口癖でつい言ってしまった(女性/21歳/大学4年生)
●その他
・無理ゲー。大量の課題を授業で出されたときについうっかり言ってしまった(女性/22歳/大学4年生)
・はげど。その言葉を知らない友達に言ったときに「なにそれ?」と言われ恥ずかしかった(男性/22歳/大学4年生)
・釣り。詐欺広告をみて「これ釣りだ」と言ったら、なにを釣ったのと聞かれた。でも概念がわかりやすかったので、意味はすぐわかってもらえた(男性/23歳/その他)
日常生活の中でも口に出しやすい、ワロタやオワコンなどの人気が高かったです。意外と友達に通じなくて困ったという人も多いようですね。
いかがだったでしょうか。ネット上では通じても、日常生活になると通じないネット用語もあるようです。一方で日常生活でもネット上でも特に意識せず区別なく使っているという声が寄せられた言葉もありました。日常会話でネットでよく見る用語を使う際には、相手がその言葉を使ってもノッてくれるタイプかどうかで使いわけたほうがいいかもしれませんね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年3月
調査人数:男子大学生122人 女子大学生176人