サービス好調の錦織が、ビッグサーバーのミュラーを粉砕して3年連続の4回戦へ [BNPパリバ・オープン] (2/2ページ)

テニスデイリー

試合を通じたファーストサービスの確率が50%を切ったミュラーから、わずか1時間11分で勝利を奪った。

 波乱が相次ぐ今大会。第1シードのアンディ・マレー(イギリス)が初戦となる2回戦で予選を勝ち上がったのバセック・ポスピショル(カナダ)に敗れたのがもっともショッキングだったが、第6シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、第7シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)も初戦で敗れた。錦織の4回戦の相手もシード勢が順当に勝ち上がれば第14シードのルカ・プイユ(フランス)と第23シードのサム・クエリー(アメリカ)の勝者だろうと予想されたが、その両方を倒してドナルド・ヤング(アメリカ)が勝ち上がってきた。

 対ヤングはこれまで錦織の4勝0敗。ミュラー同様に左利きだが、「まったくタイプが違う。よりラリーは長くなるだろうし、その中でも攻めてくる選手。ストローク戦がしっかりできるので、コンディションに慣れるという意味ではいい相手」と分析した。さらに先を見据えたテーマをさらりと口にする錦織に、このところ囁かれていた〈スランプ〉の影は見えない。

(テニスマガジン/ライター◎山口奈緒美)
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