サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「ウインブライトの末脚が炸裂する」 (2/2ページ)
「使われつつ体重が増えていることでもわかるとおり、心身ともにたくましくなった。落ち着きが出て騎手とのコンタクトがスムーズになったのが何より」
と畠山調教師は、ここにきての充実ぶりに目を細めるほどだ。
強烈な末脚が身上なだけに良馬場が条件になるが、中山の小回り1800メートルは間違いなく合っている馬。コスモドリーム(オークス)、シルクスキー(京都大賞典、函館3歳S)、オースミシャダイ(阪神大賞典、日経賞)など近親、一族に活躍馬は多く、大きく狙ってみたい。
近年は、弥生賞以上に、ここで勝ち負けした馬がクラシックを制している。02年タニノギムレット(ダービー)、03年ネオユニヴァース(ダービー)、06年メイショウサムソン(皐月賞、ダービー)、07年アンライバルド(皐月賞)、11年オルフェーヴル(3冠)、13年ロゴタイプ(皐月賞)、そして15年キタサンブラック(菊花賞)という具合だ。
なので、血統から将来性を値踏みするのも一考。注目してもらいたいのは、ダノンケンリュウだ。
未勝利を勝ち上がったばかり。それもダートとあっては荷が重いと見られてもやむをえないところ。が、身のこなしが柔軟で、均斉の取れた好馬体から見て素質はかなりのもの。祖母は米GI勝ち馬で、一族にディープスカイ(ダービー馬)がいる血統馬。この中間さらに状態が良化しており、軽視は禁物だ。
阪神大賞典は、シュヴァルグランを中心視したい。最有力視されているサトノダイヤモンドと同じく有馬記念以来の実戦になるが、ここを目標にしっかり乗り込まれており、仕上がりのよさが目立つ。
有馬記念(プラス2キロ、6着)は馬体をしぼり切れず、それがしまいの伸びを欠く原因となったが、今回はすっきり締まった体つきで、力を出せる状態。サトノダイヤモンドに一矢を報いるチャンスと見た。