就活は個人戦? 就活友達とグループを作った就活生はわずか1割

就活スタイル

就活は基本的に自分ひとりで行う個人プレーの場面が多いですが、ときには周囲の就活生の意見を聞いたり選考の準備を手伝ってもらったりしたくなることもありますよね。今回は就活を経験した大学生のみなさんに、就活の際に一緒に就活対策をすすめる友達グループを作ったかどうかを聞いてみました。



Q.就活のとき一緒に就活を進めていくグループを作っていましたか?

Yes……13人(10.0%)
No……117人(90.0%)

就活グループを作っていた人は1割という結果になりました。そこでグループを作らなかったと答えたみなさんに、なぜ就活で友達グループを作らなかったのか理由を聞いてみました。

■かえってマイナスになりそう

・他の人の選考が進んでいたり、内定をもらえていたりする話を聞くと焦ってしまうから(女性/25歳/大学院生)
・劣等感を抱いたり、足かせになったりするような気がしたから(女性/20歳/短大・専門学校生)

就活となるとどうしても、他の人と自分を比べてしまいますよね。同じような状況なら励まし合えるでしょうが、他の人は内定をもらっているのに自分はまだだったりすると、かえってつらくなるかも。

■自分で決めるものだから

・自分の進路は人と決めるものではないと思うから(女性/22歳/大学4年生)
・個人戦だったから(女性/22歳/大学4年生)

たしかに自分の進むべき道は、誰かに決めてもらうものではありません。自分で決めたことであれば、うまく行ってもいかなくても、後悔することは少なくてすみそうな気もします。

■メリットを感じられない

・グループを作る意味がわからない(男性/22歳/大学4年生)
・特に必要ないと思ったから(女性/21歳/大学4年生)

グループを作って、就活を行なうことのメリットが感じられないという意見。情報交換も時には必要かも知れませんが、常にポジティブに働くとは限りませんからね。

■就職先の地域が違うから

・地元就職のため、個人活動のほうが合っていると思ったから(女性/22歳/大学4年生)

就職を希望している地域が違うと試験や面接の情報交換は、難しそう。話の接点も少なくなりそうですし、必要な情報も違ってくるはずです。個人で動くほうが向いていたのかもしれません。

■ライバルになる可能性もあるから

・もし同じ企業を受けたらライバルになってしまうから(男性/24歳/大学院生)

たとえチームになったとしても、同じ企業を受けるとなれば、ライバルになってしまいます。全員が合格すればいいですが、誰か一人が不合格だった場合はかなり気まずいことになりそうです。

■まとめ

就活の際、グループを作って行なわなかったという方は9割を占める結果となりました。「グループで就活を行なう必要性や利点は少ない」と考えている人が多いという理由が反映されている結果かもしれませんね。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年1月20日~2017年1月23日
調査人数:大学生男女146人(男性56人、女性90人)

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