母親とデートする”ママっ子男子” 急増する理由とマザコンとの違い (3/4ページ)
妻や恋人がいるにもかかわらず、絶対的な存在として自分の母を偏重する男性に対し、女性は嫌悪感を抱きがちです。
ママっ子男子
母親と一緒に行動はしますが、精神的には自立しており、最終的な決定は自分で下すべきと考えているようです。
ママっ子男子が増えた原因・背景
共通認識の変化
推測ですが、子供の側の世代に「思春期には母親をうとましがるものだ。一緒に買い物に行っているところや、母親と仲良くしているところを同年代の友達に見られたら恥ずかしい」という共通認識が薄くなり、「僕は母親が好きだし、一緒に行動する。何が悪い?普通だよ」という考え方が一定の割合で出てきたということではないでしょうか。
バブルを経験した母親
ママっ子男子の母親は、バブル世代に青春を過ごし働いたりするなどの社会経験があるといった特徴があります。
なので、子供の自由を過剰に制限したり重すぎる期待をかけたりといった、子供にうとましがられるような付き合いをしようとしないため、子供から反発を受けにくいと考えられます。 反抗期がある人とない人の違い
二歳ごろのイヤイヤ期や思春期の反抗期が有名ですが、子供が成長し親から自立していく過程で、常に親との衝突が起こります。
しかし同時に親に甘えたい、認めてほしい、守ってほしいという意識も強く残っており、生涯消えることはないでしょう。反抗しても受け止めてくれる親がいると思えばこそ、思う存分自分のやりたいように振る舞ってみることができるのです。