国道58号線には要注意!? 沖縄で遭遇した「コントのようなマルチ商法」とは!? (2/3ページ)
もとよさんは、それをずっと聞いているだけ。「運が上がるんだよ、すごくいいよ」「僕もこれをつけてから知り合いのおじさんからパソコンをもらったんだよね」「これのお陰でね、これをした途端に色々と人から貰ったり、会社で昇給があったりね」という、あまりにもしょぼい体験を延々と語り聞かされる。洗脳に近いそれは1時間に及び、しまいには「これをつけなさい」「2万円でいいよ」「2万でいいから買ってくれよ」という押し問答に到達。「いやいや2万円は………」と断りながらも、ずっと続いている洗脳に嫌気が差してしまい、いっそ買ってしまって、この話を終わらせたくなったというもとよさん。
逆にツイてる
もう心が折れそうになってしまっていたその時だった。傍は、車が行き交っている大通り。すると、そこを走ってる車の助手席の窓から水風船が飛んできて、喋っていたひとりに「ばしゃん」とぶつかった。何の前触れもなく飛んできた水風船に「えっ」となった全員。「運が上がる」と押し売りしていた人の胸にばしゃんと水が炸裂し、そこから10秒間の沈黙があったという。「いやいや、こんなことあります? 運気が上がる腕輪なのに」とツッコまずにはいられなかったもとよさんに、あろうことかその男は、「これ、逆にツイてるよね」と言い出した。「今この水風船が飛んできて、致命傷にならなかったのは、この数珠のお陰だね」と言う男の意味不明なポジティブシンキングに、これ以上はどうしようもないと思ったもとよさんは、一か八かで走って逃げることを決意。すると、3人は全員足が遅かったという。「最初から逃げておけばよかった」とその時のことを振り返るもとよさん。
ちなみに、男たちが現れたのは、国道58号線の浦添市付近。「国道58号線のスーツ3人組には気を付けろ」ともとよさん。なんせ、水風船を投げつけても効果はないのだ。