就活の選考で「受かっても行きたくないな」と思ってしまう企業の特徴6選

就活スタイル

さまざまな企業の説明会や面接を受けていると、その企業の特徴や社内の雰囲気が見えてくるものです。選考を受けている段階で既に、自分には合わないと思うこともあるのでは? そこで今回、面接や説明会で「この会社に受かっても行きたくないな」と思う企業の特徴を、就活を終えた大学生に聞いてみました。

■人事の態度が悪い

・人事の態度が悪いのと、受付の人の態度が悪い。人事は学生が就活中に唯一会う会社の顔だから、その人事の態度が悪いとその会社自体もそうなのかと思ってしまう(女性/22歳/大学4年生)
・人事のイメージが悪いと企業のイメージも悪くなる(男性/22歳/大学4年生)

就活をする学生にとって、人事の人というのはその企業の第一印象ということになります。企業が学生を見るように、学生も企業を見ているということですね。

■面接官が高圧的

・もう一人の学生にはいい顔をして、私はいびられたから(女性/22歳/大学4年生)
・怖いというイメージがついてしまうから(女性/22歳/大学4年生)

面接官が高圧的だと、就活生もうまく自分の魅力を表現できずに萎縮してしまいます。たとえその場を上手く乗り切っても、その企業には就職したくないという思いが強まりそうですね。

■ブラック企業をにおわす

・入社前からイメージが悪くなる(女性/23歳/大学4年生)
・「やりがいがある仕事」というのは、給料がそれなりの上で言えることだと思う(男性/22歳/大学4年生)

最近は、ブラック企業に警戒している学生も多いのではないでしょうか。どんな企業でも多少はそういった面もありそうですが、あからさまにそれを匂わされるとやはり敬遠してしまいます。

■給料が安い

・報酬が少ないとモチベーションを維持できないから(女性/22歳/大学4年生)
・給料が低いのは困る(男性/24歳/大学院生)

働くうえで、給与というのはかなり大切なウエイトを占める条件。面接や説明会で知った給与の額が低すぎて、選考を途中で辞退するというパターンもあるようです。

■説明が下手

・説明や質問の声が小さすぎてきちんと聞き取れない。説明会で説明の声が聞こえないと、気遣いの行き届かない会社なのかなと思ってしまう(女性/25歳/大学4年生)
・説明会で話をする社員に元気がないこと。会社のよさをアピールする場であるのに、社員自身が生き生きしておらず暗かったので、嫌々説明しているのかなと思ってしまった(女性/22歳/大学4年生)

企業の説明会は、企業から就活生たちへのアピールの場です。そこに出ている社員にいいイメージを持たなかった場合、選考を前向きに受けられないのは当然のことでしょう。

■雰囲気がよくない

・雰囲気がよくない。一緒に働きたいと思えない(女性/22歳/大学4年生)
・雰囲気を重視していたので、淡々と作業のように面接や説明会をしていた企業にはあまり行きたくないと思った。いいなと思った企業は、面接や説明会の合間などに答えやすい質問などをしてくれて、緊張がほぐれたので印象がとてもよかった(男性/22歳/大学4年生)

ずっと働くことを考えれば、職場の雰囲気というのは大切ですよね。同じ仕事でも雰囲気によって効率も変わってきますし、やる気にも影響が出てくるのではないでしょうか。

企業の説明会は、学生がどんな企業かを知る場所であるとともに、企業にとってもアピールの場所。また、面接も企業が学生を見るだけでなく、学生がその面接官を見ることになります。説明会や面接がしっかりしていない会社は、就活生としてはいくら内定を出されても辞退したくなりますよね。就活生はたかが説明会、一次面接……と侮らずに、しっかり社員や面接官を観察しておくといいかもしれません。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年1月20日~2017年1月23日
調査人数:大学生男女104人(男性41人、女性63人)

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