【プロ野球】1軍未登板、マイナー暮らしの元ドラ1位。“メジャー逆輸入投手”村田透(日本ハム)の雑草人生 (2/2ページ)
■1日だけのメジャー
2015年、3Aのコロンバス・クリッパーズで開幕を迎え、6月までに13先発を含む14試合の登板で防御率2.79の好成績を残すと、6月28日に念願のメジャー契約を勝ちとった。
メジャー当日にオリオールズとのダブルヘッダー第2試合で先発登板したが、3回1/3を投げ失点5(自責点3)で敗戦投手に。翌日、3Aに降格した。
しかし、3Aでは結果的に27試合の登板で15勝4敗、防御率2.90の成績を残し、インターナショナルリーグの最多勝に輝いた。
■頑張れ「メジャー逆輸入」!
メジャー再昇格を目指した2016年は、昇格を狙う以前に先発を希望する村田と若手中心の先発陣を揃えるチームとのズレが生じ、オフに自由契約となった。
今季7年ぶりにNPB復帰となった村田だが、過酷な環境のアドバンスドAからメジャー昇格を狙える3Aに定着し、安定した成績を残したのは立派の一言。
NPBで1軍登板のなかった村田は、いわば「メジャー逆輸入投手」。過去には村上雅則(元ジャイアンツほか)やマック鈴木(元マリナーズほか)、大家友和(元レッドソックスほか)といった逆輸入投手がいたが、村田にはそれに負けない活躍を見せてほしい。
文=サトウタカシ (さとう・たかし)