出会いはあるのに…結婚できない女子が失ってしまったものとは? (2/2ページ)
彼とはまだ連絡をとりあっていますが、この間3人目の子供が生まれたみたいです」
◆必要なのはトキメキではなく実利!また、Kちゃん(30代半ば)はキープ中の彼氏がいるものの、性には積極的な女性。
彼氏は真面目で仕事も安定しており、結婚するにはいい人材らしいのですが、まだ今後のことをハッキリさせてくれないようです。
「昔よりもイケメンにときめかなくなってきました。それよりも、コミュニケーション能力が高いとか、ちょっといいお店に連れて行ってくれたりとか、セックスが上手いとか、自分にとってメリットのある人と付き合いたいなと思うようになりましたね。彼氏はいるから、セフレとして付き合うなら自分がいい思いできる相手がいいなって」
見返りを求めずに付き合っていけるのが彼氏だとするなら、実利を求めて付き合うのがセフレ、というのが彼女の流儀のようです。
「昔はイケメンも好きだったんです。見た目がいいと多少のことも目がつむれるじゃないですか。でもそれは彼氏だったらの話。セフレの見た目って私にとっての優先順位はかなり低いです」
結婚していないビッチちゃんたちにも、異性との出会い自体はあるのです。
30歳を過ぎた彼女たちに一番変化があったのは、男性に対して過度な期待をしたり、自分のイメージを押し付けたりすることがなくなったということ。
決して相手がいないわけではなく、自分自身の”男性に対しての見方”が変わったのでしょう。
つまり、出会いが減ったわけではなく、結婚できないと嘆く女子はときめくことが減ってしまったのです。
結婚にはもちろん相手と自分とのタイミングがあうことが一番重要だと思います。ですが、その前に自分自身の変化を見つめ直してみることが、今の私たちの世代には必要なのかもしれません。
文・田口桃子
女性向け動画サイトGIRL’S CHプロデューサー。女性メディアDOKUJOで「となりのビッチちゃん」連載中。性に対して前向きな女性を「ビッチちゃん」と呼び、普段あまり取り上げられない彼女たちのライフスタイルを世に広めることで日本のタブーに挑戦している。「となりのビッチちゃん Vol.1 – 女性向け動画サイトプロデューサーが語る、女子の最新「夜事情」とは?」
(ライター/田口桃子)