ラグビーと小さなASEAN (2/2ページ)
そこには小さなASEANがあった。
4日間タグラグビーに親しんだ子どもたち。マスターコーチとしてタグラグビーの指導にあたった元日本代表の冨岡耕児氏がMVPに選んだのは東ティモールから参加した、誰よりも小柄な選手だった。チームメイトと協力し、フェアプレイを体現し、チャレンジする姿が素晴らしかった。
試合後の交流会ではノーサイドの精神を表すように各国混成のテーブルで歓談しながら、各国の伝統舞踊や歌を披露した。
多くの仲間とタグラグビーをとおして通わせた心。小さなASEANはいつの日かよりよいASEANを築くに違いない。
ラグビーワールドカップ2019の試合会場、エコパスタジアムでもラグビーを楽しんだ交流会でも心を通わせた