いつまでも「脳年齢20代」を確保する方法 (3/4ページ)

日刊大衆

そういった一連の段取りを考えて行動することが、脳にとって刺激になり、頭をなまらせないのです」(前同)

 加えて、行ったことのないスポットを新規開拓すると、さらに良い。「新たなことを経験すると、脳が若々しい状態となり、もの忘れなども起こしにくくなります」と言うのは、精神科医の樺沢紫苑氏。定食屋、飲み屋などから、着る服まで、年を重ねるごとに“いつもの”に落ち着きがちだが、脳のためには冒険する勇気が必要なのだ。

 また、“やり残しリスト”の作成も若返りに有効。「“野菜ソムリエの資格を取りたい”“海外で働く親友に会いたい”など、時間の制約などから、いまだに実現できていないことをリストアップします。すると、実現に向け、スタートしようという意欲が湧いてくるはずです」(奥村氏)

 特別に高い目標である必要はなく、新たな趣味を持ったり、バイクの免許取得でも十分だという。そして、前出の樺沢氏が脳の若返りに必須と語るのが運動だ。「有酸素運動をすると、脳神経の栄養因子であるBDNFというタンパク質の一種が増え、海馬などが活性化することが、この10年ほどの研究で分かってきているのです」

 体を動かすにしても、ジムのランニングマシーンでひたすら走る――といったような、目を瞑っていてもできる単純動作よりは、難しいと感じるものがベスト。「ウォーキング、水泳なども、やらないよりは断然良いのですが、できれば社交ダンス、エアロビクスなど複雑な動きがあるもののほうが、脳をより刺激するため、効果が期待できます。時間の目安は週3回で、1回30分以上です」(前同)

 また、趣味を持つのも若返りの秘訣。「読書、それにチェスや囲碁、将棋といったボードゲーム、麻雀でも効果があることが分かっています。たとえば読書の場合、少し前の行に何が書かれているか覚えていないと、読んでいても意味が分からないですよね。その結果、年齢とともに衰える脳のワーキングメモリー機能を鍛えられるのです」(同)

 さらに、睡眠をしっかり取ることも重要。目安は1日6時間以上だという。

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