縁切り寺にGO!江戸時代、女性から離婚したい時に離縁させてくれるお寺があった (2/2ページ)

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といっても、彼女たちがひたすら従順だったというより武家女性としてのプライドで、その風習を受け入れていたようです。

画像:ボストン美術館

武家女性の気の強さを表すエピソードとして、「騒動打ち・後妻打ち」というものがあります。なんとも穏やかでない名前ですが、実際に穏やかでなく、離縁早々新しい嫁を迎え入れると、旧妻がその家の勝手を襲撃するそう。しかも、親類縁者の女性たちも、その襲撃に加担するのです。なんとも恐ろしい!ただ泣き寝入りするわけでなく、出るところでは出るのが武家女性だったのですね。

庶民女性と武家女性それぞれ立場は違いますが、簡単にはへこたれないところは共通している気がします。庶民女性で、15回も再婚した女性もいるとか!ビッグダディどころじゃありません。女性のパワー恐るべしなのは、江戸時代も同じですね。

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