今からでもできる“体幹”鍛錬 ロコモ対策で目指せ健康長寿(2) (2/2ページ)

週刊実話

さらに腰に両手を押し当て、脚をゆっくり大きく前に踏み出し、太ももが水平になるくらいに腰を下げる。そして、体を上げて踏み出した足を元に戻す運動を、1日10〜20回繰り返す。いずれも最初はきついものですが、体が柔らかく馴染んでくれば、そう難しい運動ではありません」

 さらに、新井氏はこう付け加える。
 「言い換えると、体の基礎部分の“体幹”と言われるところを鍛え、足腰の強化を図ることがロコモトレーニングでは重要になります。こうした鍛錬で、転んで骨折するような事故を防ぎ、交通事故などの重大障害を防ぐことにもつながるのです」

 現在、ロコモによって筋肉や骨などの衰えで歩行などに支障をきたす要介護者やその予備軍は、4700万人いると言われる。今からでも遅くはない。健康長寿を目指し、対策に取り組もう。

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