新垣結衣と星野源のその後に明暗?”逃げ恥ブーム”の後始末

デイリーニュースオンライン

写真は「新垣結衣カレンダー」より
写真は「新垣結衣カレンダー」より

 昨年大ヒットを記録したドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)。主演の新垣結衣(28)と星野源(36)も、そのヒットを受けて目覚ましい活躍を見せているが、次第に二人の明暗がくっきり浮かんできている。

 まず新垣だが、新しいCMがとにかく不評だ。『逃げ恥』で “可愛い”と評判を呼んだ彼女だが、「明治アーモンドチョコ」のCMでは「かわいくない」「老けた」と、彼女の最大の武器であるルックスを否定する声が多い。「ユニクロ」の新CMではダンスを披露しているのだが、「ガッキーのダンスはもう飽きた」とまで言われる始末。さらに、事務所関係者から不穏な話も囁かれている。

「清水富美加(千眼美子・22)の出家によって穴が開いてしまった仕事を、新垣を起用することで乗り切るようです。せっかく逃げ恥ブームで商品価値があがったのに、トラブル処理で使い切るつもりでしょうね」

 後輩のトラブル処理で今後も新垣の露出は増えていく一方のようだが、せっかく再燃した人気も、あっという間に消費してしまうだろう。一方、星野源は順調にブームを利用して、さらなる躍進を遂げている。

■『逃げ恥』ブームの正しい使い方

 その証拠に、最近徐々に批判が出始めた新垣と一線を画すかのように、星野に関して悪い話題はほとんどない。テレビ関係者によれば、彼の仕事のスタンスがいい影響を生んでいるという。

「歌番組では『恋ダンス』を惜しげもなく披露してくれ、視聴者が求めているものをわかっています。また、これを機に、テレビ露出を増やすという選択肢もありましたが、彼が注力しているのは音楽活動。ライブを精力的に行っており、ワイドショーでも取り上げられ、アーティスト・星野源としてうまいこと露出しています」

 そんな星野に期待される次の主演作だが、多くのオファーがある中、彼はWOWOWのドラマ主演に決めた。

「『逃げ恥』とは一変して前科者の役どころ。逃げ恥で築いたメージを一新します。さらに、WOWOWならば視聴率が出ないので、『数字が取れなかった』『ブームはもう去った』など批判的な意見は出ない。『逃げ恥』で得た知名度を絶妙に活かしながら次のステップへと進んでいっています」(前出・関係者)

 ブームに飲まれることなく、着実にステップアップする星野。まさに、ブレイクした芸能人のお手本のようだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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