石橋貴明が番組制作会社を買収?”古い感性と芸風”に関係者も萎縮 (2/2ページ)
■感性も笑いのツボも古すぎる?
一タレントに過ぎない石橋が、番組制会社まで手中しようとする動きに怪訝な表情を浮かべる関係者は少ない。
「石橋は『ザギン(銀座)でシースー(寿司)』、『チャンネー(お姉ちゃん)とギロッポン(六本木)でルービー(ビール)』などネタや笑いのツボが古いんです。よく今の時代に……と思ってしまうような状態で、スタッフも困り果てている。にも関わらず、スタッフが作った台本を見せて気に入らないと、『こんなのはできない』と一蹴する。とんねるずには作り込んだ台本は必要とされず、アドリブだけで番組が進んでいってしまうなんてことは日常の光景。才能あるスタッフも萎縮するばかりの空気が漂っている」(バラエティ番組関係者)
ならば、どうしてこんなに重宝されるのか。バラエティ番組を制作するプロデューサーが解説する。
「とんねるずといえば、90年代に『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ系)を皮切りに、平均視聴率が20%近い超人気番組を牽引してきました。日本のバラエティの礎を築いたともいえる存在です。その時代に、とんねるずの寵愛を受けてきた現場ADが今はトップクラスに出世したため、とんねるずを切るなんてことはとてもできないんです」
そろそろ経営側に、という石橋の思いもわからなくはないが、視聴者が置いてけぼりにならない番組作りに徹してほしいと願うばかりだ。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。