大学の「教職課程」って実際どうなの? 教員養成課程の教授たちに聞いてみた!【学生記者】 (2/2ページ)

学生の窓口

教育学部出身の先生だけではなくて、いろいろな学部出身の先生がいたほうが教え方や考えたかたもそれだけ個性が出て、多様性が広がります。

また、最初は教師にならずに民間企業に就職した学生でも教員免許を持っていれば、会社をやめて教員になることができます。民間企業に興味を持ちつつ、教育に対する想いがある人が教員になれる可能性を高めている「教職課程」はそういう意味では門戸を広げて、よい教員を増やしていく可能性がありますよね。

■大事なのは教育学部であるか他学部であるかではない

教員養成に関わっている教授いわく、大事なのは教育学部出身だとか他学部出身だとかそういうことではなく、「いかに子どもたちの可能性を信じてあげられる人材」や「生徒たちの可能性を伸ばせる人材」を生み出していくかだそうです。「教育学部であるか教職課程であるかは、あくまで免許を取るまでのプロセスの違いであって、大事なのはそれからだよね!」と教授は語気を強めて語ってくれました。まさにその通りだと思います。

◆まとめ

いかがでしたか? 「教職課程」には賛否両論ありますが、学生側から見ても教員側から見てもよい面もたくさんあるということがわかりました。私自身、教職課程を利用していましたが、とてもいい制度だと思うので、「教師になりたい!」「教育に関心がある!」という方は教職課程にチャレンジしてみてもいいかもしれませんね!

文・山D

「大学の「教職課程」って実際どうなの? 教員養成課程の教授たちに聞いてみた!【学生記者】」のページです。デイリーニュースオンラインは、教職履修講義大学生ライター単位カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る