【2017年】熱中症最新情報!暑さから身を守る熱中症対策まとめ (2/2ページ)

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■ 5月
天気は数日の周期で変わり、気温は平年並か、高いと予測されております。

■ 6月
平年と同様に曇りや雨の日が多いと予想されます。5月同様、気温は、平年並または高いと予測されています。

2016年 熱中症による救急搬送、入院状況

(出典: 消防庁

■ 救急搬送人員数
・50,412 人
(※ 2016年 5月~9月)

■ 入院患者数
・776人
(※ 2016年 7月1日~8月31日)

■ 死亡者数
・579人
(※ 2016年 6月~9月)

《参照》
厚生労働省
厚生労働省 人口動態統計月報
総務省消防庁
気象庁 熱中症の時期
5月から9月までは熱中症による搬送者が多いとされています。

5月、6月の熱中症に注意
毎年夏になると熱中症で病院へ搬送された人数などが報じられますが、熱中症は5月、6月にも発生します。体が暑さに慣れていないときに高温多湿な環境で作業をすることで熱中症が起こりやすくなります。

また、梅雨明けが例年より早い場合や、気温が平年並みより高くなると報じられる年には特に注意が必要です。

《参照》
環境省 熱中症予防情報サイト 熱中症の種類と症状
(出典: Doctors Me 熱中症ページ

Ⅰ度(軽症)
■ 熱けいれん
筋肉痛のような痛みが走る 熱けいれんを引き起こします。

大量の発汗後に水分のみを補充することなどにより、体内の塩分が不足し、痛みをともなうけいれんが発生するものとされています。

他にも、口の渇き、 めまい頭痛吐き気、嘔吐、 腹痛を発症することもあります。

■ 熱失神
暑さによって血管が拡張して、血圧が低下し、脳血流が減少してしまうことで、めまいを感じ、顔面が青白くなり、一時的な失神を起こします。

Ⅱ度(中等症)
■ 熱疲労
脱水症状で脳の血流が減り、集中力などが低下するものを指します。水分を摂取しないと水の少ない血液になり、高張性脱水を引き起こします。

全身に強い 疲労感だるさを感じ、悪心、嘔吐があらわれ、集中力も欠けるなどといったと症状を起こします。

Ⅲ度(重症)
■ 熱射病
熱疲労を通り越し、脱水症状がすすみ、体温調節機能が失われることによって起こります。

声をかけても返事をしなかったり、意識が無くなったりという意識障害が起こり、体温が40度以上まで高くなります。

最悪生命に関わることもある非常に危険な状態です。 暑さ指数とは
(出典: 環境省 熱中症予防情報サイト

暑さ指数は、熱中症を予防することを目的として1954年にアメリカで提案された人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標です。

指標は人体の熱収支に与える影響の大きい湿度、日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、気温の3つを取り入れており、単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。

暑さ指数が28℃を超えると熱中症で搬送される人が急増します。 熱中症になりやすいタイプ
高齢者
高齢者の方は普通の成人に比べると体の中の水分が、5~10%も少なく、感覚が鈍りによって喉の渇きに気がつかず水分補給をしなかったり、おしっこが近くなることを嫌がって、水分摂取を控えてしまう傾向があります。

乳幼児
乳幼児は体温を調節する機能がまだ未発達であり、十分に体温を下げることが難しいとされます。

また、大人に比べて代謝が良く、汗をかきやすいので体内水分の消費率が必然的に高くなります。

他にも自己管理能力の低さから、倒れてしまってから熱中症だと判明するケースもあります。

持病がある方
特に、 知的障害や精神疾患によって、熱中症の症状を自覚しにくかったり、訴えることができない場合がありますので、持病がある方は注意が必要です。

疾患による体力の低下、アルコールによる脱水
風邪胃腸炎などで体力が低下している場合や、アルコールのために脱水気味の場合も熱中症になりやすくなります。

熱中症に陥りやすい場面
筋肉を動かす激しい運動
体温の上昇が激しく、汗を出すことで体温を下げようとしても追いつかなくなります。

くもりや雨の日
熱中症は暑い晴れた夏の日が多いかとおもいますが、くもりや雨の日にもなりやすい病気です。

くもりや雨の日は気温自体は多少低いかもしれませんが、圧倒的に湿度が高く、この多湿の状況が熱中症の原因になります。

湿度の高い日には汗が蒸発しないため、体温が体内にこもりっぱなしになってしまい、熱中症になりやすくなります。

夜間
高齢者の方は特に夜間に寝ていて熱中症を引き起こし、翌朝や夜に運ばれてくることが多いです。

理由として、高齢者の方々は夜間に冷房を付ける習慣がなく、昔ながらの家は風通りのよくない家も多いために室温が高くなってしまっており、寝ている間に熱中症を発症する場合があります。

夜間の室温調節をしっかりおこない、寝る前に水をコップ1杯でもよいので飲むようにしましょう。

車内
車内熱がこもり気温が高くなりやすいため熱中症になりやすいです。

また、冬にエアコンをかけて乾燥したことで汗をかきすぎて脱水になり、熱中症になることもあります。 熱中症の応急処置方法
■ ステップ1
日光の当たらない所に横にならせる

■ ステップ2
衣服をゆるめ、意識状態や本人の症状を確認する

■ ステップ3
脇の下や太ももの付け根を保冷剤などで冷やす

■ ステップ4
嘔吐があれば、横向きに寝かせ気道を確保する

■ ステップ5
意識があり、水分を取れるようならスポーツドリンクなどを飲ませる

■ ステップ6
意識がもうろうとしているようならすぐ救急車を呼ぶ
熱中症予防対策
効果的な水分補給方法
屋外や気温の高い環境で作業や運動をするときは、のどが渇いたと感じる前に、時間を決めて水分補給休憩を取りましょう。

また、水分と共に塩分や糖分(ブドウ糖)が加わると、小腸で吸収される際、水分も一緒に吸収され、水分の吸収効率が高まることが知られています。

スポーツ飲料
スポーツ飲料は、浸透圧が体液に近いアイソトニック飲料と、幾分浸透圧が低いハイポトニック飲料の2種類が市販されております。

通常ではアイソトニック飲料が吸収率が高いとされており、激しい運動中は血液中の糖が消費されているため、ハイポトニック飲料のほうが吸収率が高いといわれています。

■運動中のスポーツ飲料の飲み方
運動の30分くらい前を目安に、200ml程度のアイソトニック飲料を飲み、運動中は適宜のどが渇いたと感じたり、とれる時に100〜200ml程度のハイポトニック飲料をとるといいでしょう。

また、アイソトニック飲料と、水や麦茶などを半々で飲んでも同様の効果が得られると考えられます。

熱中症対策におすすめの飲料・食べ物
・経口補水液(薬局などで市販されています)
・梅干し
・スイカ(少量の塩をかけて)
・お味噌汁
・梅昆布茶

熱中症対策アイテム
首の後ろや横を冷やしたりするグッズや、つばの広い帽子や日傘など、日光を避けられるようなグッズが売られていますので活用しましょう。

屋外でも使用できる電池式の扇風機も販売されていますし、塩分を気軽に取れるキャンディもあります。

服装
帽子や長袖の服で直射日光を避けるのは基本です。

また、暑い時期のアウトドア活動などでは、特に症状がなくても保冷剤入りのマフラーのような器具を使って熱中症予防しましょう。

生活習慣
屋外で運動する前や後にアルコールを飲みすぎたり、長風呂をするのは脱水を招き危険です。

また、カフェインを含むものは利尿作用があるため、脱水になりやすいので注意しましょう。

室内環境
室内でも日光は入ってくるので、紫外線カットのフィルムを窓に貼るのもよいでしょう。

また、熱中症にかからないためには日ごろの体調管理も大切で、特に質の良い睡眠を確保することが重要です。

清涼感のあるイグサの枕や、熱を逃がして涼しく寝られるクール素材のシーツを選んで、快適な睡眠を取るようにしましょう。

情報収集
暑さ指数は一般の天気予報では報道されませんが、環境省サイトからメール配信サービスの案内があります。

天気予報で気温や湿度を把握することは大切ですが、天候は急に変わることもあるため、常に熱中症対策は行いましょう。

熱中症対策に役立つ情報サイト
気象庁が提供しているサイトで、高温に関する気象情報や、異常気象に対して早期に警戒情報を出すサイトがあります。

随時チェックをすることによって、熱中症を未然に防ぐことが出来ます。

■ 気象庁
最高・最低気温分布予想
高温に関する気象情報
異常天候早期警戒情報

また、消防庁が作成した熱中症予防に関する動画も公開、配信されております。

■ 消防庁
総務省消防庁 熱中症予防啓発動画

最後に医師から一言
熱中症になると命を落とすこともあります。

夏に屋外や高温環境で運動・作業をする場合は休憩や水分補給に注意し、互いに体調確認し合えるように、複数人で行動しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)
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