マンション管理組合が安心して工事発注可能に。住宅あんしん保証「大規模修繕工事瑕疵保険」の「商品改定」「外壁塗膜担保特約の利用条件拡大」、4月1日より申込受付開始 (2/4ページ)
しかし、①工事会社が「瑕疵」について、確実な補修対応をしてくれない場合や、②工事が完了してから数年の間に、工事会社が経営状態の悪化などにより費用を負担できず、補修対応ができない場合、③工事会社が倒産等の場合、発注者にとっては、「瑕疵」の発生とともに、工事会社の不十分な補修対応という二次被害を被ってしまうことがあります。そこで工事発注をする際、工事会社が「あんしん大規模修繕工事瑕疵保険」に加入し、保険金が工事会社(前記③の工事会社が倒産等の場合は発注者)に支払われるようにリスク対策をすれば、万が一の場合に備えることができます。発注者である管理組合も、迅速かつ確実に補修対応されることが期待できますから、安心して工事の発注を行えるようになります。
実際の工事では、工事中(着工前、完了時等)に、住宅あんしん保証の検査員(一級建築士)が現場検査をします。この第三者チェックにより、一定の品質が保たれます。
■2年で申込実績2倍の830棟、約90%が管理組合による加入リクエスト
住宅あんしん保証の申込実績は、2014年度400棟、2015年度637棟、2016年度830棟と、2年間で2倍に増加しています。
申込の経緯としては、管理組合や管理会社・設計事務所等の発注者側から工事会社へ本保険への加入をリクエストするケースが約90%を占めています。
このことから、発注者側が工事後の瑕疵発覚に対するリスクの対策を強く求めていることが考えられます。
■商品改定は「使いやすさの向上」
今回の商品改定のテーマは「使いやすさの向上」です。
1.工事内容に応じた検査料設定:
従来の、延床面積を基に算定していた検査料を、工事内容に応じた設定とすることで、「使いやすさの向上」を実現しました。(例:屋上防水工事のみ、給排水管路更新等工事のみ、耐震改修工事)
2.保険対象工事の追加:
これまで対象外だった工事も本保険の対象としました。