ワンオペ育児のお風呂は大変…赤ちゃんを上手に入浴させる3つのコツ
ワンオペ
育児のママたちにとって、毎日の育児の中でとくに大変なのは、お風呂ではないでしょうか?
準備から自分の入浴まで、スムーズにそして安全に終わせるためには、事前の準備などやることが沢山あります。
今回はそんなママたちのために、赤ちゃんのお風呂について、一人で入れる場合のコツや注意点など、医師に詳しく解説していただきました。
ワンオペ育児のお風呂の大変さ

保護者が他の誰の助けも借りずに、一人で育児をしなければならない状況を指して「ワンオペ育児」と呼ばれています。保護者は多くの場合は母親です。
ワンオペ育児でお風呂を入れるのは大変
大人が二人いれば、一人が子どもの服を脱がせて浴室に連れて行き、入浴が終わったら子どもを預かって体を拭き、服を着させることができます。
しかし、ワンオペ育児で子どもをお風呂にいれようとすると、部屋や浴室の温度・湿度の管理、衣服やおむつの事前準備、入浴後二人とも体が濡れている状況で、どうやって風邪をひかずに上がるか、などいろいろな工夫が必要になります。
ママのお風呂のタイミングも難しい
ママの入浴時、今度は子どもから目が離れるため、どこでどうやって待たせるかも考えなくてはなりません。
子どもが複数いる場合は年齢差に応じて、どういった順番で入れるかといった問題も生じます。
また、脱衣所や風呂場の構造・スペースは家によって差が大きく、一概にこういう方法が正解ということがないのも難しいところです。
赤ちゃんをお風呂に入れる理想の環境

あまり難しく考えず、自分が寒くないようにすればよいです。
浴槽にお湯を張ってしばらく蓋を開けておき、浴室内の温度と湿度を上げておいたり、熱いシャワーをしばらく出しておき、浴室を温めておくなどの工夫で、赤ちゃんがびっくりして泣くことが少なくなります。
また、脱衣所が寒い場合は、脱衣所で服を全部脱がせてから浴室に入れるのではなく、浴室内で脱がせたり、下着一枚は着たままで浴槽に入れて、後で脱がせるというのも良いでしょう。 赤ちゃんを一人でお風呂に入れる事前準備

濡れた髪のままで寝転がれるようにバスタオルを敷き、上に湯上りに着る服とおむつを広げて準備しておきます。
風呂上りに保湿やおへその消毒がある場合は物品を準備しておき、突然の排泄に備え、ティッシュやおしりふきも手元にそろえておきます。
浴室を温め、以下のような物品を準備してくと良いでしょう。
赤ちゃんをお風呂に入れる時に揃える物
・ベビーバス
・バスチェア
・バスマット
・バケツ
・たらい
・手桶
・石鹸
・ガーゼ
など 赤ちゃんを一人でお風呂に入れる方法

生後1カ月までのベビーバスで沐浴をする
沐浴の場合は暖かいリビングや台所で完結させ、大人は服を着たままで行った方がいいでしょう。
生後1カ月過ぎて、おすわりができない
おすわりができない場合、一時的に赤ちゃんを置いておけるように、スポンジ製のバスマットやバスチェアがあれば便利です。
おすわりはできるが立てない
おすわりやハイハイができるようになると、バスマットの上で転がったり、チェアから抜け出して転ぶことがあります。
お母さんが髪や顔を洗っている一瞬のうちに、転倒したり溺れることもありますので、浴槽の底や浴室の床に滑り止めのゴムマットを敷いたり、お母さんの体を洗っている間は、脱衣所で服を着たまま待たせるなどの工夫が必要です。
立てるようになってから
立てるようになると、浴室に立たせておいて体を洗えたり、少し待たせることができて楽になりますが、やはり転倒や溺水には注意が必要です。
また、勝手に蛇口をいじって熱湯を出したりと新たな危険も生じてきます。
お風呂から上がった後
お母さんは、風邪をひかない程度に、まずは自分の体を素早く拭き、つぎに子どもをバスタオルなどで手早く拭きます。お母さんにも子どもにも、バスローブがあると便利です。
髪が濡れていると頭から冷えるので、タオルを巻いておくか、フードつきのバスローブを使いましょう。
赤ちゃんを一人で上手にお風呂に入れるコツ

■ 使用する部屋や浴室のドアは完全に閉めずに少しずつ開けておき、片手を使わなくても開けられるようにしておく
■ 物品の準備を入念にして、「石鹸がない!詰め替えなきゃ」というような事態にならないようにする
■ 赤ちゃんが多少泣いても動揺せず、安全に行うことを第一に考え、一つ一つの動作をシミュレーションする ママはいつ体を洗えば良い?

慣れないうちは、自分の入浴は別の機会にしたほうが楽です。
特に髪が長かったり、メイク落としに時間がかかる場合、子どもを待たせたまま自分が入浴しようとすると、子どもから目を離す時間が長くなり、子どもが泣き出したりして焦ってしまいます。
また、自分の体を拭くという行程が一つ加わるので、子どもから手を離す時間が増えます。
浴室で手を滑らせて子どもを落としたりすると非常に危険ですので、ゆっくり焦らずできるようにしましょう。 赤ちゃんを一人でお風呂に入れる際の注意点

お風呂での危険は転倒、溺水だけではありません。
シャンプーや石鹸程度なら口に入れてしまっても大した害はありませんが、掃除用のカビとり洗剤や髪を染める薬、剃刀、はさみ、歯ブラシ、鏡などは危険です。
上記のような物品は、手の届かない所に棚を作って収納するなどしましょう。
また、赤ちゃんの首に浮き輪をつけて、水に浮かせるおもちゃを入浴時に使用され、浮き輪がひっくり返って溺れる事件がありましたので、正しく使用するように注意が必要です。
最後に医師から一言

ワンオペ育児での入浴は本当に大変で、「手がもう一本ないと無理!」ということもあると思います。
毎日石鹸で隅々まで洗わないといけないと思わず、安全に行うことを優先させてください。
(監修:Doctors Me 医師)