折れ曲がっとる!奇抜なU字デザインの世界で一番長い高層ビルの構想図が公開される(米ニューヨーク) (1/3ページ)
超高層ビルの建築競争は新しいステージへと達した――それはある意味折り返し地点とも言える。
「世界で一番長いビル」と銘打たれた「ザ・ビッグ・ベンド(The Big Bend)」のデザインは、ニューヨーク、マンハッタンの摩天楼の景観を一変させることだろう。その形はU字型になっており、頂上が折り返し地点、くるっと方向転換し、地上へ向けて伸び始めるのだ。
実はこのデザインはニューヨークの都市計画法の規制に対応するためのもの。Oiioという設計スタジオが、57丁目ビリオネアズ・ロウ向けの革新的コンセプトとして考案された。

・ニューヨーク市都市計画法に対応したもの
同スタジオの説明によると、ニューヨーク市の都市計画法は複雑な規制で、建設業者はその中で知恵を絞りながら高層ビルの高さを競っていたという。
そこでOiioは発想を変えて、高さを長さに置き換えたらどうなるかと考えた。ニューヨーク都市計画法を曲げるのではなく、建物の構造を曲げることができたら、マンハッタンで最も目立つビルになる。
目指したのは、世界最長のビルである。

全長約1,200メートル、ガラス窓が並ぶビルに採用されるエレベーターは既存のものではダメだ。そこで曲線移動や平行移動が可能なシステムを採用。最上部と最下部で2本のシャフトを水平に連結し、連続ループを可能にした。