フェデラーがキリオスとの大接戦を制し、ナダルとの決勝へ [マイアミ・オープン] (2/2ページ)

テニスデイリー

今季の戦績を18勝1敗とし、2006年以降としてはもっともいいスタートをきっている。

 満員の観客は完全にフェデラーの味方で、キリオスは悪役を演じることとなった。キリオスは毎回大声でラケットに不満をぶつけ、悪態による罰則を受けた。第3セットのタイブレークのラリー中に観客が叫んだことについても不満を訴えた。

 キリオスの強烈なストロークをフェデラーがうまくかわすという、キリオスにとっては綱渡り的な試合であった。マスターズ初の決勝進出を目指した21歳のキリオスは、「僕はたしかにすぐに感情的になってしまう。大きく気持ちが浮き沈みしたけど結果的にはいいプレーができたと思うし、観客を楽しませることができたと思うよ。」とコメントした。キリオスの激しい態度に対してフェデラーは不満を言っていない。「観客はすぐに食ってかかってたけど、最後にはいい雰囲気になったよ。僕はキリオスがそんなに悪いとは思わないし、彼にとってはいい試合だったと思うよ。」とフェデラーは言った。

 フェデラーは第1セットで先に自身のサービスゲームをキリオスにブレークされたが巻き返しに成功し、タイブレークでは2本のセットポイントをしのいで第1セットを先取した。第2、第3セットでのサービスゲームでは、キリオスにブレークポイントを1度も握らせていない。第3セットのタイブレークではキリオスの時速約206kmのセカンドサーブがサービスラインを割ってダブルフォールトとなり、フェデラーが3度目のマッチポイントを掴んだ。フェデラーは次のポイントでサービスウィナーを奪って試合を決めた。

 フェデラーは2015年のマドリッド(ATP1000/クレーコート)で初めてキリオスと対戦し、3セットマッチで3セットともにタイブレークにもつれこんだ。このときは2度のマッチポイントをしのいだキリオスに軍配が上がっていたため、フェデラーは前回の雪辱を果たす形となった。「1試合に3セットともにタイブレークになることはあまりないけど、タイブレークをものにすることはスリルがあっていいよね。」とフェデラーは言った。 (C)AP(テニスマガジン)

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