木村拓哉で”フジ月10”が息を吹き返す?明石家さんまと挑む大勝負

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木村拓哉で”月10”が息を吹き返す?明石家さんまと挑む大勝負
木村拓哉で”月10”が息を吹き返す?明石家さんまと挑む大勝負

 SMAP解散後初となる主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)を平均14.5%で終えた木村拓哉(44)。一時は「出れば数字が稼げる」と神格化されたキムタクだが、解散問題を加速させた張本人に目されてイメージダウン。潜在視聴率も激減したといわれ、『A LIFE』も「ひとケタ」が囁かれたこともあったが、終わってみれば、1月の今クールから始まった夜8~10時台の全局ドラマのうちNo1の高視聴率で完走した。

 だがこのハイアベレージも、1回1億円ともいわれる高額な製作費、日本を代表する医師たちの医療監修、実際の大学病院での撮影、ライバル役である浅野忠信(43)の怪演、さらにはTBS各番組への出演者の番宣ラッシュ、オンエア前の日曜昼の再放送など、キムタク以外のキャストの存在や、過剰なまでのバックアップがあったからとも揶揄されている。

 そんな木村にとってもう1つの「正念場」が4月10日にやってくるという。

「明石家さんま(61)との『さんタク』(フジテレビ系)です。これまでは正月恒例の特番でしたが、今回のドラマ撮影のためズレてしまった。さんまとの不仲が原因で放送が中止されたという報道もありましたが、それは誤報です。いずれにしても、このオンエアが10日月曜の夜9時からの2時間に決まりました」(芸能ライター)

■スマスマの後番組は“死に枠”に

 つまり、形はまったく変わってしまったが、木村が月曜夜10時に姿を見せることになる。だが、どうして「正念場」になるのだろうか。

「絶不調の月9に続いて、『SMAP ×SMAP』(フジテレビ系)の後を受けて始まった『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』が3.9%を叩く大爆死。まさに業界でいうところの『死に枠』になってしまった。そんな不毛地帯の2時間を、木村とさんまが埋めるわけですから、ここでその真価が問われる」(前出・芸能ライター)

 しかも今回は役者ではなく、木村が素のままで出ることになる。その好感度が視聴率によって如実に示されてしまうのだ。その翌週17日から始まる後輩、嵐・相葉雅紀(34)主演『貴族探偵』に良い数字のままバトンを渡したいところだが、果たして──。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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