「寝室の天井」さえあれば、テレビはもういらない

FUTURUS

「寝室の天井」さえあれば、テレビはもういらない

Photo credit: jikatu via Visualhunt / CC BY-SA

現実問題として、「自宅にプロジェクターがある」という人は少数派だろう。

家庭用プロジェクターも確かに存在するが、我々一般人がイメージするそれは「オフィスで使うもの」ではないだろうか。最近ではプロジェクターもより小型化し、スマートフォンと連動することは当たり前になってきているが、それでも一般層にプロジェクターが急速普及しているとは言い難い。

だからここは、さらなる一工夫が必要だ。


■ オーロラからスポーツ中継まで

いつもの如く、クラウドファンディング『Indiegogo』からこの製品を取り上げる。

その中に出てきた『StarSailor』という製品が、非常に面白い。これはプロジェクターと室内プラネタリウムの混血児と表現すべきだろうか。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=ms7fd-qi-dk?rel=0]

もちろん、このStarSailorをプラネタリウムとして使うのも構わない。世界各国の景色のライブフィードを映し出すこともできるため、自宅にいながらアラスカのオーロラやアフリカのサバンナを堪能することも可能だ。

だが、用途はそれだけではない。雄大な景色の代わりにスポーツ中継を投影させるのもいいし、リアルタイムの天気予報を常時寝室の天井に映し出しておくのもいい。操作はもちろん、スマートフォンで行う。自分の興味ある情報を、いつでも室内に表示させておくのだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=osM9YybAw2E?rel=0]

字面ではその機能の魅力が分かりづらいだろうから、まずは動画を視聴していただくことをお勧めする。寝室の壁や天井が、そのままテレビになってしまう。StarSailorはそんな逸品だ。


■ 発送は1年後

Indiegogoでの資金調達キャンペーンは、残り13日を残した時点ですでに成功している。

筆者がこの記事を手がけている3月31日の段階では、299ドル(約3万3,000円)の投資で製品を受け取ることができる。

ただし、StarSailorが日本の家屋と親和性があるのか否かについては筆者は言及しかねる。また、この製品の発送は来年2月である。出資しても、1年近く待つ必要がある。

そうした点を考慮した上で、出資の是非を検討していただきたい。

【参考・動画】

※ StarSailor Live Brings the Skies into your Bedroom – Indiegogo

※ StarSailor – LiveSky – Ambient, Timer, Temperature, Humidity, Air Quality, Sleep Analysis and More! – YouTube

※ StarSailor – Teaser Trailer – www.starsailorlive.com – YouTube

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