就活開始から終了まで「思ったより時間がかかった」と感じた就活経験者は約3割
志望している会社から早く内定が出れば、一番うれしいことですよね。しかし、思ったよりも選考に落ちてしまって、苦戦するという人もたくさんいます。そこで今回は、内定済みの大学生に自分自身が内定をもらった時期が、自分の予想よりも早かったのか、それとも長かったのか、実際に聞いてみました。
■自分自身の就活を振り返って、就活の期間は次のうちどれだったと思いますか?
思ったより早く終わった……36人(26.5%)
思い通りのタイミングで内定した……42人(30.9%)
思ったより時間がかかった……58人(42.7%)
一番多かったのは、「思ったよりも時間がかかった」という意見でした。意外と就活に苦戦したという人が多いのかもしれませんね。それでは、それぞれ理由を見てきましょう。
<思ったより早く終わった>
●第一志望からもらった
・早めに第一志望から内定をもらった
・第一志望の企業からあっさり内定をもらえたから。最初はもっと長引くと思っていた(女性/22歳/大学4年生)
・第一志望のところで決まったから(男性/24歳/大学院生)
・第一志望の企業に内定をもらえたから(男性/22歳/大学4年生)
●少ない社数でもらえた
・2社目で内定を獲得できたから(男性/22歳/大学4年生)
・3社にESを提出して2社落とされたが、残った1社だけに面接に呼ばれ1次選考から最終選考まで1週間で内定をもらったから(男性/22歳/大学4年生)
・初めて受けた会社から内定がすぐもらえたから(女性/23歳/大学4年生)
<思い通りのタイミングで内定した>
●6月中だったので
・6月末までには決めたかったから(男性/21歳/大学4年生)
・6月中に決まったので、予想通りだったと思う(女性/22歳/大学4年生)
・解禁日の6月1日に内定が出そうだと感じていたから(女性/22歳/大学4年生)
・6月に入ってすぐ内定を頂けたので、解禁と同時くらいだった(女性/22歳/大学4年生)
●夏休み前までにもらえたから
・夏休みまでに決めたかったから(女性/22歳/大学4年生)
・夏休み前に終わったし、最後まで粘って決められた(女性/22歳/大学4年生)
・とりあえず夏休み前後で終われたから(女性/22歳/大学4年生)
<思ったより時間がかかった>
●なかなか内定が出なかった
・なかなか内定がもらえなかった(女性/23歳/大学4年生)
・就職浪人を考えるほど最後まで決まらなかったから(女性/22歳/大学4年生)
・内定をもらうのに時間がかかったため(男性/22歳/大学4年生)
・企業からなかなか内定がもらえず、イメージより遅くなった(女性/23歳/大学4年生)
●志望していたところに落ちた
・志望のところは全滅したから(女性/21歳/大学4年生)
・失敗続きだったから(男性/22歳/大学4年生)
・最初の希望業界は全滅した(女性/26歳/大学院生)
・意外と受からなかった(男性/22歳/大学4年生)
今回の回答から、就活生は「6月の面接解禁」を内定の目安にしていることがわかります。6月中に内定が出れば想像通りに終わったなぁという印象なのですね。逆に8月、9月など夏休みに突入するとちょっと時間がかかってしまったという印象なのでしょう。
いかがでしたか? 就活中は「早く終わらせるほうがいい」と思ってしまいがちですが、すぐ内定が出たからいいというわけではありません。時間はかかったとしても、自分が納得のできる企業からの内定がもらえれば、自信を持って就活成功と言えますよ。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年3月
調査人数:内定済みの大学生男女136人