【プロ野球】大和と俊介で「守って勝つ」! 華はなくとも腕がある。優勝に欠かせない2人の虎戦士 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■俊介は金本監督への恩返しをするシーズンにできるか

 守備力という点では外野も不安要素が多い。そこで試合終盤、頼りになる男といえば俊介だ。大和同様、守備固めでは欠かすことはできない。

 このキャンプは初日から1軍に帯同。守備はもとより、今シーズンは打撃にも磨きがかかってきた。力強いスイング、そしてスイングスピードは昨シーズンのそれを上回り、オープン戦では13打数7安打、打率.538。打者としても期待を抱かせる。

 俊介は、金本知憲監督が現役時代、継続していた連続試合出場記録を自らの盗塁死でストップさせた苦い経験を持つ。広陵の大先輩でもある金本監督に恩返しができるか。

■守り勝つ野球のためには欠かせない大和と俊介

 今年30歳を迎える大和、そして俊介。

 二人とも俊足、強肩、広い守備範囲だけでなく、ともに登録名を前田大和から大和、藤川俊介から俊介へ変更した共通点を持つ。

 そして、守備の人のイメージが強いものの、守備だけにとどまらず、2人とも打撃向上でレギュラー奪取に燃えているところも似通っている。

 チームは今、福留、糸井らのベテラン勢が牽引し、北條、高山など若手の台頭がめざましい。そのなかにあって決して華があるわけではないが、中堅世代の大和、俊介に与えられた役割は、チームを優勝に導くために必要不可欠なものだ。

 守備固めで大和、俊介の出場機会が増えるということは、阪神の勝ちゲームが増えるということ。守り勝つ野球は彼らに委ねられているのかもしれない。

まろ麻呂
企業コンサルタントに携わった経験を活かし、子供のころから愛してやまない野球を、鋭い視点と深い洞察力で見つめる。「野球をよりわかりやすく、より面白く観るには!」をモットーに、日々書き綴っている。
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