渡辺謙の不倫報道は何かが違う?超大物に漂う”違和感の正体” (2/2ページ)
■もはや不倫は「話題のきっかけ作り」か
ここ数ヶ月で女性関係のスキャンダルを報じられた芸能人には、俳優の袴田吉彦(43)や、お笑いトリオ・東京03の豊本明長(41)などがいる。
「ベッキーもそうなのですが、最近報じられている不倫報道には、不倫そのものの批判ではなく、人間の業に注目が集まっている部分があるのです。例えばベッキーには清純派からの失態という部分が注目されましたし、袴田は宿泊にアパホテルを使うというセコさが取り上げられました。豊本は、相手が恋愛体質なタイプのいわゆる“イタイ女”であることがつっこまれています。渡辺の場合はこうした“ツッコミどころ”がないのです」(前出・芸能記者)
今回の渡辺の報道は、不倫疑惑と馴れ初めという部分に周知していた。相手も一般人ということや、プラスアルファの情報がないため、芸能ニュースとしてはいじりにくいという部分があるようだ。
「同じように昨年、ドランクドラゴンの鈴木拓(41)が週刊誌に美女との不倫デートが報じられました。しかしこの話題も“不倫だったのでは?”という点に終始したためか、さほど盛り上がりを見せませんでした。不倫そのものはそれらの“話題のきっかけ”にすぎなくなっている傾向にある気がします」(前同)
芸能人の色恋沙汰が立て続けに伝えられる中、情報の受け手である視聴者も不倫程度では驚かなくなっているということのようだ。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。