星野リゾートと北海道大学大学院環境科学院の産学連携活動の持続可能な観光創造の可能性が評価 (3/4ページ)
この急速な成長を効果的に運営していくためには、科学的知識が不可欠です。本論文では、研究者と観光事業者が、形式知(明文化が可能な知識)だけでなく、個人や組織の内部に蓄積されていた経験・価値観・専門的推論といった暗黙知を共有し、いかにして観光体験に新しい価値を共同創出したかを明らかにしています。
・学術誌「Journal of Sustainable Tourism」について
観光に関する学術誌のトップ3の一つと言われる。1992年開催の地球サミットで「持続可能性」が国際社会に広く認識されたのをきっかけに、1993年持続可能な観光普及のため英国で創刊された。持続可能性に注目して観光に大きな変革を呼び起こそうとしており、観光による経済振興に重きを置いた他の学術誌とは一線を画している。同誌が特に重視するのが(1)観光を社会科学と自然科学の両視点から研究すること、(2)経済、社会、文化、政治、組織、環境といった複数の側面から捉え観光実務と結びつけた学際的かつ包括的な研究をすること、である。
▼Journal of Sustainable Tourism 公式サイト
http://www.tandfonline.com/toc/rsus20/current
星野リゾート
代表:星野佳路
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町星野
設立:1915年
事業内容:ラグジュアリーブランド「星のや」。温泉旅館ブランド「界」、リゾートホテル「リゾナーレ」の3つのブランドを中心に、国内外で37施設を運営する。