ただの炎上タレントなのに?加藤紗里だけがテレビから消えないワケ

デイリーニュースオンライン

加藤紗里オフィシャルブログより
加藤紗里オフィシャルブログより

 世間の予想以上に生き残っている? タレントの加藤紗里(26)が事あるごとに報道され、SNS上では“炎上売名行為撲滅委員”を自称し、定期的にテレビや芸能記事に顔を出している。なぜなかなか消えないのか。

■”炎上売名行為”撲滅委員を宣言?

 昨年、お笑いタレント・狩野英孝(35)との6股騒動で、その容姿と自由奔放な発言が話題になった加藤。騒動当初は芸能記者に追いかけ回され、一躍有名になった。

 そんな狩野の騒動が静まり、加藤も忘れ去られる……かと思いきや、収束こそすれど勢いは止まらず。新恋人の存在をキャッチされ、炎上することを逆手にとって開き直り、今なお注目を集め続けている。

 3月30日にもTwitterで、「最近また不倫・暴露とか、売名行為する方が増えてるよね。紗里、炎上売名行為撲滅委員だからキチンと取り締まらなければ。売名行為はダメ絶対!地球の平和を守らねば」と発言し、「お前が言うな!」「やっぱり売名なのね」「黙ってたほうがいいよ」とネット民の感情を逆なでしている。

「火ダネがあれば積極的に近づき、問題発言を連発する。上西小百合衆院議員(33)と同じで、もはや当たり屋に近い」(報道関係者)

 所属事務所の公式サイトでは、加藤は所属タレントたちの中で一番目立つように掲載されている。そしてテレビ番組や雑誌への露出が多く、事実上、結果を出している格好だ。

「加藤は、芸能界の上位に君臨して発言力のある坂上忍(49)や松本人志(53)とは真逆のタイプ。いつ芸能界から消えてもいいというヤケクソ根性から来るおバカな問題発言と一定の知名度、それにジャニーズやバーニング系列のような規制が少ないというのもマスコミには取りあげやすいのでしょう」(前出・報道関係者)

 しかし、ものにも限度がある。なぜ事務所は加藤の奔放な言動を取り締まらないのか。

「規模がまだ小さい事務所の中で、加藤の知名度は貴重。加藤をきっかけにメディア関係者とコネクションが広がるのは大きい。いわば切り込み隊長のようなもの。爆死しても突破口を開いてくれれば万々歳でしょう。つまりあの炎上商法は止めさせないほうがメリットが多い」(芸能関係者)

 炎上タレントの模範のような生き様を見せる加藤。このまま2017年も生き残っていくのか。それともどこかで再起不能になるほどの大火傷をしてしまうのか。その動向に注目だ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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