脚本家・倉本聰が手がける昼ドラ「やすらぎの郷」に立ち込める暗雲

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脚本家・倉本聰が手がける昼ドラ「やすらぎの郷」に立ち込める暗雲

 4月3日、中高年視聴者向けとして話題の昼ドラ「やすらぎの郷」(テレビ朝日系)が始まった。往年の人気ドラマ「北の国から」(フジテレビ系)でおなじみの脚本家・倉本聰が、若者向けのドラマが多いゴールデンタイムに対して、大人向けの“シルバータイム”と掲げた新しいドラマ枠だ。

「16年6月の制作発表時には、どの時間帯の放送になるのか調整中と発表されていましたが、結局、昼ドラに落ち着いたようです。初日は8.7%と好スタートを切りましたが、2日目には早くも6.6%にダウンしています」(芸能ライター)

 とはいえ、かつての昼ドラの視聴率が6~7%あたりを推移していたことを思えば、無難な立ち上がりと言えそうだ。しかし、このまま安定した数字を守り続けられるかには疑問符がつく。

「始まって数回の視聴率は、どんなものか試しに見てみる人が多くアテになりません。中高年がターゲットといっても、今時のシルバー世代は仕事に趣味にと忙しく、平日昼の定時にゆっくりテレビを見ている人は、昔ほど多くはないはず。ドラマを録画することに慣れている世代でもありませんから、総合視聴率が伸びるということも見込めません。今、見てくれている視聴者を大切に、細く長く9月まで続けていくことになるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)

 脚本家も出演者も大物ばかり。ぜひとも重厚なドラマの中身での視聴率アップに期待したい。

(伊藤その子)

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