浅田真央引退でフィギュア界激震?安藤美姫が”リストラ候補”筆頭に (2/2ページ)
■加熱するスポーツ界の椅子取りゲーム
また、このように解説者枠をめぐる争いは、スケート界に限った話ではなくサッカーや野球も同様だ。
「たとえば元サッカー選手・北澤豪(48)は監督としてのオファーも多いですが、それより確実に収入がいい解説者に徹している。もし監督をやってしまうと、その空いてしまった期間に有力な解説者が誕生した場合、後から戻ってくるというのは難しい。それで、割り切ってテレビ出演を続けているというワケです」(前出・スポーツ紙記者)
フィギュアの解説に関しては安藤はともかく、これまでは伊藤みどり(47)や荒川静香(35)のほぼ独壇場となっていた。今後は浅田の需要により、椅子取りゲームはさらに熾烈化していくことだろう。
- 文・橘カイト(たちばな・かいと)
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。