桐谷美玲の『人は見た目〜』初回視聴率9.5%で視聴者から反発も

デイリーニュースオンライン

『人は見た目が100パーセント』公式サイトより
『人は見た目が100パーセント』公式サイトより

 極端なターゲティングは功を奏すのか。4月14日、桐谷美玲(27)主演のドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)第1話の平均視聴率が9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)であることが判明した。ドラマの内容をめぐって視聴者が「こないだの月9よりは全然マシ」「女優さんが美しすぎて共感の出来なさ100パーセント」などと激しく意見を交わしている。

■視聴率9.5%発進…共感できなさ100%の声も

 いよいよ放送スタートした『人は見た目が100パーセント』。大久保ヒロミ氏(42)の人気マンガを原作とし、“理系女子=リケジョ”がオシャレに成長する様子を描くコメディータッチのドラマだ。

 13日に放送された第1話では、八王子製紙の研究員・城之内純(桐谷)、前田満子(水川あさみ・33)、佐藤聖良(ブルゾンちえみ・26)らが所属する第3研究室が大手化粧品会社・クレエラジャパンに吸収されることに。オシャレな丸の内に出社することになった三人は、一念発起してファッションやメイクの勉強に取りかかる。

 放送翌日に発表された平均視聴率は9.5%。同じ枠で1月期に放送された香里奈(33)主演の『嫌われる勇気』(フジテレビ系)が記録した8.1%より高い数字をマークし、まずまずのスタートを切った。

「『人は見た目が100パーセント』は『嫌われる勇気』に続く“情報ドラマ”。今回は、あたかもお昼の情報番組のようにメイク・ファッションの解説のオンパレード。冴えない設定の女性3人が変身するシンデレラストーリーが展開されるのは予想に難くない。美容に興味のある女性視聴者だけをターゲットにして、男性視聴者は置いてけぼり。数字が下がっても何ら不思議はない」(芸能ライター)

 放送後、視聴者の間では賛否両論だ。「三人の掛け合い、タラレバより楽しいしネタ要素もあって笑える」「こないだの月9よりは全然マシ」と肯定的な声も多数ある一方、「これ10回もつの?」「女優さんが美しすぎて共感の出来なさ100パーセント」「こんな不愉快なドラマ初めてだよ…原作と全然違うし、誰に向けて作ってるの?」と猛烈な否定意見も少なくない。

「一つ致命的なのは桐谷と水川が全然ダサくないこと。作業着の時点でかわいくて、ブルゾンちえみ以外、ビフォー・アフターにならない。初回放送を見た視聴者が、全てを踏まえてどう受け止めるのか。次回の放送で視聴率の推移が大体分かりそう。ただ、数字が悪化しても『若い女性の間では好評だ』と言い訳する亀山千広社長(60)の姿が目に浮かぶ」(前出・芸能ライター)

 のっけから賛否が絶えない同作。はたして最後にどんな評価を下されるのか。今後の動向に注目だ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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