就活中は選考に落ちてしまったり、うまく自分をアピールできなかったりと落ち込む瞬間がいろいろありますよね。そんなときには、成功している偉人や有名人・社長などの教えを思い出してみると、自分の励みになるかもしれません。今回は社会人のみなさんに、就活生に贈りたいと思う偉人や社長などの名言を聞いてみました。



■就活生に贈りたいと思う偉人や社長などの名言は？

●根性系

・平野 国臣の「わが胸の燃ゆる思いにくらぶれば煙はうすし桜島山」。自分の理想通りに人生は進んでは行かないけれど、叩かれても倒されても立ち向かっていく姿勢を表したもの。何歳になっても、負けずに戦い続ける男でありたいと思う気持ちがふさわしいと思うから（男性／50歳以上／医療・福祉）
・松下幸之助の「万策 尽きたと思うな！自ら断崖絶壁の淵にたて。 その時はじめて新たなる風は必ず吹く」。あきらめないことが大事だと思うから（男性／34歳／機械・精密機器）
・日蓮の「冬は必ず春となる」。冬は必ず春になることから、どんなに苦しくてもつらくても、春が来ることを信じれば、必ずそれらを乗り越えられることができると確信しているから（男性／50歳以上／その他）
・勝海舟「負けて勝つ」。生きる知恵だから（男性／50歳以上／その他）

●楽しく生きる系

・石原慎太郎の「ケセラセラ」。なるようになる、という感じがいい（男性／34歳／運輸・倉庫）
・「新しいことに手を出すことが、社会をおもしろくする」。どこかで誰かに聞いた言葉で、自分の殻を破って行動することか大切と教わったから（女性／33歳／食品・飲料）
・松浦勝人「仕事が遊びで遊びが仕事」。こんな働き方ができたらいい（男性／38歳／運輸・倉庫）

●自分らしく系

・「出過ぎた杭は打たれない」。周りに合わせることも大事だが、自分がやりたいことは思いっきりやった方が人生が充実すると思う（男性／32歳／学校・教育関連）
・「人は人、自分は自分」。自分らしくあることが一番大切だと思うから（女性／46歳／その他）
・司馬遼太郎「おれは、かつて、おれ自身に惚れこんだことがなかった。自分に惚れこみ、自分の才を信じて事を行えば、人の世に不運などはあるまい」。自分に自信を持てればなにかが変わるはず（男性／27歳／その他）
・アリストテレスの「“垣根"は相手が作っているのではなく、自分が作っている」。自分の考え方ひとつでよくも悪くもとらえられるので（女性／45歳／アパレル・繊維）

●まじめに頑張ろう系

・「継続は力なり」。こつこつ積み上げてまじめにやっていけば、必ずいいことがある（女性／50歳以上／その他）
・ココ・シャネルの「翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすために、どんな障害も乗り越えなさい」（女性／35歳／学校・教育関連）
・松下幸之助の「石の上にも三年という。しかし、三年を一年で習得する努力を怠ってはならない。絶えず努力を怠ってはいけないという戒めになるから（男性／50歳以上／食品・飲料）
・トヨタの豊田社長の「安定した会社に就職して自分の将来は安泰などと思わないでほしい。挑戦しなければ、自分たちの将来はない」。こんな時代なので、ピッタリの言葉だと思った（男性／50歳以上／団体・公益法人・官公庁）

●その他

・「切磋琢磨の心を忘れずに！」。人は一人では成長できないから（女性／27歳／アパレル・繊維）
・「足るを知る」。欲を満たすだけでなく足ることを知ることも大事だから（男性／37歳／その他）
・「世の中に絶対なんてものはない。絶対に、という人がいたら、その絶対を疑ってかかれ」。実際そう思い、絶対を疑って追及していったら、突破口が見つかることが何度もあった（男性／50歳以上／電機）
・アーネスト・ヘミングウェイの「世界は美しい。戦う価値がある」（男性／33歳／商社・卸）

いろんな名言がたくさん出てきましたね。勇気が出るものから、ちょっと変わった視点に驚かされるものまで勢ぞろいです。どれか自分に響く言葉が見つかったという人もいるのではないでしょうか。

いかがだったでしょうか。就活で気持ちが折れてしまいそうなときは、こんな名言を思い出してみるともう一度頑張る気力が湧いてくるかもしれません。ぜひ、気に入った言葉を自分の座右の銘としてみてはいかがでしょうか？

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間：2017年4月
調査人数：社会人男女260人