運命の人は身近に?“なんとなく高齢処女”を卒業するには (2/2ページ)
◆初めてのセックスで幸せは「幻想」
ここで耳に痛い事実を述べておきましょう。「好きな人と運命の出会い」も「初めてのセックスで最高の体験」もファンタジーです。とくにセックスは経験値によって感度が変わるもの。
漫画のヒロインなら、自分はなにひとつ変わっていないのに、いきなり年下のイケメンくんから告白されたり、おつき合いしたり、そのうえ同世代のこれまたイケメンビジネスマンから結婚を前提の交際を申し込まれたりします。
言うだけ野暮ですが、こんなことは現実には起こりません。
恋愛にアクティブな女性に初体験のことを振り返ってもらうと、ロストバージンも通過点でしかないことがほとんど。美しい思い出として大事にしている人は少数派。どの愛も永遠ではないし、いま目の前にある恋愛を大事にすれば自然とそうなります。
◆なんとなく“高齢処女”から脱出するには?婚活にしても恋愛にしても、自分から一歩踏み出していかないと先には進みません。
ロストバージンに必要なのは恋愛力ではなく、行動力!かといって自分が傷つくセックスをくり返し、セックスも男性もきらいになってしまっては本末転倒。
そこでLOVE(この人じゃなきゃダメ!)ではなく、LIKE(この人でもいいかな……)の範囲の男性をきちんと見極めることから始めてみては?雷に打たれるような運命の出会い、って本当はなかなかありません。それが成就するのはもっとまれです。こういう運命のLOVEではなくてもLIKEがあれば、いいセックスはできます。
いまバージンの方も、こう悟っておくだけで、対象となる男性の範囲はぐっと広がります。LIKEだった相手とセックスを通して関係が深まるうちにLOVEになることだってあるんです。運命の人は意外にも身近にいるのかもしれない、そう思って周りを見回してみてくださいね。
(ライター/編集部)