クラウドファンディングで、今熱いディスクトイって何だ? (2/3ページ)

FUTURUS

ボタンを押してもダイヤルを回しても、スマホが動くなどということは決して起こらない。

では、何のためのスイッチなのか。要は「真田昌幸のクルミ」なのだ。指先の運動のためだけに開発されたものである。

だが、Fidget Cubeは最終的には640万ドル(約7億円)以上もの出資を集めた。記載の誤植を疑ってしまうような数字だ。


■ 「手遊び」が生み出した需要

それを皮切りに、クラウドファンディングにはディスクトイが続々出展されるようになった。

『Indiegogo』には最近、『iSpin』というものが投資を集めている。これはディスクトイの中でもハンドスピナーと呼ばれるものだが、高精度ベアリングを採用した「ただそれだけ」アイテムである。

本当に、回すだけなのだ。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=uvzrG52jLyc?rel=0]

開発者によると、このiSpinは日常の暇つぶしだけでなく発達障害の治療にも役立てることができるという。臨床データを出しているわけではないのでこのあたりは鵜呑みにするべきではないが、ちょっとした手遊びには確かにフィットしそうな製品だ。

また、日本からは『MOKURU』というものも出てきた。これは万年筆のキャップをもとに開発されたというが、棒状なのに縦に転がせるという特徴を持っている。

https://ksr-video.imgix.net/projects/2768398/video-750949-h264_high.mp4

これを生かして様々なパフォーマンスができるそうだ。暇つぶし用途だけでなく、複数人でちょっとしたゲームを創作することも可能と開発者は謳っている。

いずれの製品も巨額の資金を集めることに成功した。「凡庸な日常の中の光景」を抽出し、製品化する。それが一大ビジネスに発展してしまうのだ。そうしたことは、「天才」にはできない。

だがじつは、ディスクトイのクラウドファンディング出展に問題がないというわけではない。いや、むしろ極めて深刻な問題がディスクトイの開発者にのしかかっている。

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