留学経験なしでもTOEIC900点超え! すぐできるTOEIC勉強法―リーディング編―【学生記者】

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こんにちは。横浜市立大学の里慶です。
大学生になってTOEICの勉強を始めているという人は多いと思います。TOEICの問題を解いてみて、難しさに愕然としてしまった人もいるかもしれません。しかし、実はTOEICのなかでもリーディングの分野は、さまざまなテクニック・コツを知ることで格段に点数を取りやすくなる分野の一つなのです! そこで今回は、TOEICリーディング編の点数アップ勉強法を3つ共有します。


1.まずは専用単語帳で語彙力を強化!

まずはなんでも構わないのですが、TOEIC専用単語帳の購入をお勧めします。実はTOEICに出てくる表現はある程度パターンがあるので、単語帳に出ている単語が実際に出てくることが多々あります。単語を覚えるときに重要なのが、例文と一緒に覚えることです。細かく言えば例文というよりもまとまった表現で覚えることです。

たとえば、allowという単語を例にしてみましょう。allow「許す」という1:1の暗記では実際に問題を解くときに役に立ちません。allowを見たらallow A to V というように語法も一緒に押さえます。形容詞や名詞を学ぶときもどんな単語と一緒に使うのか(コロケーション)を確認しながら覚えると問題を解きやすくなります。

単語帳を選ぶときには、こういった表現や語法が載っているものを選びましょう。欲を言えば、類義語や対義語が載っているとよりいいと思います。

2.part5対策→品詞、文法、語彙の手順で学習する

このパートに出てくる問題の60%くらいは、品詞を見分けることができれば、単語を知らなくても正解ができます。テクニックを身につければ簡単に解ける、サービス問題といっていいでしょう。これは新傾向になった今でもほとんど変わりません。品詞の問題かどうかは選択肢をみれば一目瞭然。軸の単語は一緒なのに形が違うものであれば品詞問題です。このタイプの問題はしっかり点を取りましょう。

次に文法ですが、だいたい高校1、2年レベルのものが多いです。文法の学習をサボっていた場合には、基本から戻ってすべてやり直したほうがいいかもしれません。勉強できる時間が限られているのであれは、出てくるたびにその文法事項を確認し定着させてもいいでしょう。

そして語彙の問題。選択肢の単語がすべて違うという問題ですね。新傾向になってから難易度は上がってきていますが、1でもお伝えしたように勉強しないと解けないので、こつこつ対策していきましょう。読解にもつながるとても大切な問題です。

3.part6,part7→答えは必ず本文にある!

当たり前のことですが、これらのパートでは本文に書かれていることがすべてです。一部の難問を除き、TOEICで求められているのは読解力というよりも情報処理能力、情報収集能力に近いものがあります。いわゆる大学入試の読解や英検の読解とは、勝手が違うのです。時間がない中でたくさんの文章を読むのは大変ですが、設問に着目し、どのあたりを探せばいいのかの訓練をしていけば、少しずつ点数は上がっていきます。満点を取る必要がないのなら、いっそのこと苦手なタイプの問題は飛ばしてもいいかもしれません。

設問を見て、その単語が使われている周辺を読むだけで時間短縮につながります。読解というよりも宝探しの感覚でやると、気が楽になりますよ。

まとめ

なにより大切なのはTOEICの形式に慣れ、語彙力を高めること。それだけでかなり点数は伸びていきます。いろいろやることはあるかもしれませんが、結局語学は語彙力がものをいいます。ぜひ参考にして勉強を進めてみてください。

文・里慶

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